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予算100円からでできる簡単リフレッシュ

DIYで電気のスイッチプレートを簡単カスタマイズ!

嶋崎都志子嶋崎都志子

2015/12/25

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まずは自宅のスイッチプレートをチェック!

今回紹介するDIY
難易度 ★☆☆
予算 ¥110〜

住まいによってスイッチプレートには主に3種類があります。

(1)ネジが見えているタイプ
スイッチカバーの正面に2つのネジでとめられている

(2)ネジが見えず、枠が見えているタイプ
枠がついているカバーがはめ込まれている

(3)ネジが見えず、枠もないタイプ
ネジも枠も見えず、つるっとした表面のカバー。スイッチが大きなワイドスイッチもこの仲間

ご自宅のスイッチプレートが上記3つのどれかであれば、概ね交換が簡単にできます!

ホームセンターやDIYショップでスイッチプレートを購入

スイッチプレートはホームセンター、DIYショップ、雑貨店やネットショップで購入することができます。定番のプラスチック製のものから温もりのある木製や陶製、インダストリアルデザインのアイアン製、クラシックな真鍮製、デザイン製のあるものまで種類は豊富! 価格も100〜数千円と幅があります。

経年劣化したものをただ綺麗にしたいだけなら安価のプラスチック製のもので十分リフレッシュします。玄関やトイレなど、お客様が目にするようなところではインテリアに合わせたものにすればおしゃれな雰囲気に。

ワイドスイッチタイプにも対応した交換用スイッチプレートも出始めています。お好みの物がなければプラスチック製のものを購入してDIYで水性ペイントでカラフルに塗ったり、錆びペイントでアンティーク風にして世界にひとつだけのスイッチプレートを作ってもよいと思います。

プラスチックなど表面がツルツルとしたものに直接ペイントをすると使用しているうち剥がれてきてしまうので、塗る前にプラスチック用プライマー(密着剤)を下塗りしておくことがポイントです! プライマーを塗ると表面がざらつき綺麗にペイントが密着します。

購入時の注意点はスイッチプレートのスイッチの数。1個、2個、3〜6個などスイッチの数と同じ数の穴があいたカバーを選ぶ事。見た目はスイッチ2個でもカバーは3個用のものが使用されていることもあるので、新しいものを購入前に既存のプレートをよく確認してください。

さぁ、交換してみよう!

○必要なもの

マイナスドライバー、プラスドライバー(1番、2番)

ドライバーには先端の大きさによって番号がついています。通常の暮らしの中でよく使われるのはマイナスドライバーなら3〜5番、プラスドライバーなら1番と2番です。

ネジの大きさとドライバーの先端が合ってないと、ネジの溝を削ってしまったり、うまく回せないという事がありますので上記の3本は揃えておくと便利です。数本がセットになった簡易ドライバーセットもおすすめです。

○交換方法

(1)ネジが見えているタイプ
ドライバーを左に回してネジを外し、新しいカバーを取り付けます。2つのネジの間隔(ネジピッチ)は規格で決まっているのでぴったりと新しいカバーを取り付けることができます。

(2)(3)ネジが見えず、枠がついているタイプとネジが見えず、枠もないタイプ
スイッチカバーの下部を良く見ると6〜8mmくらいの小さな溝があります。そこにマイナスドライバーを浅く差し込んで軽くひねり、隙間を大きくしていき、スイッチカバーを外します。次に枠(プレート)部分のネジをプラスドライバー1番で外します。

この部分を留めているネジはとても小さいので、現状復帰するためになくさないように保管しておきましょう。逆の手順で新しいスイッチプレートを取り付けたら完成!(所要時間目安15分)

○注意点

DIYで交換してよいのは上記に説明したカバーと枠(プレート)部分のみです。スイッチを固定している金属製の埋め込み枠のネジはさわらないようにして下さい。

築年数の経った物件などの場合、スイッチの形状が違うので規格サイズのスイッチプレートが使えない場合があります。そういった場合はクラフト用に売られているマスキングテープやインテリア用の粘着シートで簡単リメイクがおすすめです。

弱粘着なので元に戻したい時は剥がすだけ! ただし、長年貼ったままにしておくとテープの糊部分とプラスチックが癒着して綺麗に剥がせない恐れがあるので、目安は1年くらいに。年末のお掃除のタイミングで毎年色んなデザインに挑戦してみても面白そうですね。

引っ越しの時は元通りに

現状復帰が条件の物件であれば、退去時には元通りにするため取り外したプレートやカバーはなくさないようにしておきます。ドライバーと15分の時間があれば誰でも簡単にできるDIY! ぜひ挑戦してみてください。

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この記事を書いた人

DIYアドバイザー、インテリアコーディネーター

ハウスメーカーや内装会社などでの施工現場経験を活かし、雑誌、テレビのDIY監修やプチリフォームのアドバイスを行なっている。著書に「初めてでも自分でできる住まいの修繕とメンテナンス」(成美堂出版)など。

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