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「インダストリアル」「ブルックリン」「ナチュラル」ーー 最近流行りの壁紙や床の色柄の傾向とは(1/3ページ)

内村恵梨内村恵梨

2019/12/25

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イメージ/©︎sedatseven・123RF

部屋の面積の大部分を占める壁紙や床材ですが、種類が多いので選ぶのは一苦労。また、センスよく選べるかも心配なところです。今回は、壁紙や床材で素敵な空間を創りたい!と思っている方に参考になるよう、現在のトレンドをまとめてみました。

まずはおさえたいインダストリアルスタイル


写真1 インダストリアルテイスト

近年長らくインテリア業界のトレンドとなっているキーワードは、「インダストリアル」「ブルックリン」「ナチュラル」。
ホテルやカフェなどでもこれらのテイストはよく使われているので、日常的に目にすることが多いでしょう。

インダストリアルは、「工業的な」という意味なので、ナチュラルテイストとは正反対のテイストです。打ちっぱなしの壁、無駄をそぎ落としたシンプルなデザインの家具。色味はブラック、グレー、ブラウン、シルバーなどの重厚な色を取り入れます。
海外の工場や倉庫の雰囲気をイメージしてみるといいでしょう。

椅子やテーブルの脚がアイアンだったりする、いわゆる「男前インテリア」もこのインダストリアル系インテリアの仲間です。キッチンも店舗で使うような業務用ステンレスキッチンなどが相性抜群です。

クロスを選ぶ場合は、コンクリート打ちっぱなしの柄のクロスがあるので、簡単にインダストリアルな雰囲気をつくれます。最近よくカフェなんかでも見かけます。

床材もグレーのコンクリートっぽいフロアタイルなどがありますが、壁も床もコンクリ系だとしつこい&住空間にしては冷たい印象になってしまうので、濃いブラウンのフローリング調で、古材風のものがおすすめです。

次ページ ▶︎ | まだまだ人気のブルックリンスタイル 

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この記事を書いた人

匠アカデミージャパン 事務局長 (運営:株式会社イマジンネクスト)

匠アカデミージャパンは2016年に開校した内装リノベーションのスクール。 単にDIYのノウハウを教えるスクールではなく「人生100年時代の大人の学び直し」の場として、副業やセカンドキャリア、定年後の生き生きとしたライフスタイルに生かせる技術を身につけることを提唱している。 講習内容は、クロスや床材の張り替えや、賃貸住宅大家さん向けワンルームの原状回復コースなど、まったくの経験のない方に対してDIYを超えた職人の技を伝授。照明プランニングや内装コーディネートのセミナーなども開催中。 http://www.takumi-ac.jp/

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