入居者募集の看板とチラシの使い方
ウチコミ!タイムズ編集部
2016/01/13
■入居者募集について
空室対策という不動産投資におけるリスクでお悩みのオーナー様。こちらのグラフをご覧ください。空室対策としてウチコミ!というプラットフォームの入居希望者及び大家さん会員の登録数推移です。
上記グラフにもある通りウチコミ!の利用者や成約数は日々増えています。ウチコミ!の機能や特徴は別途ご覧いただくとして、まずは大家さんの成功事例をご覧ください。上記グラフの理由がお分かりいただけます。
■空室を一日も早くなくすために
新築のアパートやマンションであれば入居者がすぐ埋まるかも知れませんが、数年経てば必ず転勤や結婚、自宅購入などの理由で退去する人が出てきます。その時に放ったらかしにしておくと、なかなか空室が埋まらないことがあります。そこで必要になるのが不動産会社の告知、広告、のぼり、そして看板やチラシなどです。今回は看板やチラシについてご紹介します。
■募集看板
募集看板ものぼりと同じく、近隣を通る人にアピールする目的で設置されます。しかし、軽量で価格も安いのぼりと違い、看板にはそれなりの作製コストがかかります。また、のぼりのように移動できないので、常設の広い設置場所が必要になります。
ただし、のぼりにはポールスタンドがあり、それだけ場所を取ります。通りが狭い場合などは敬遠されるでしょう。看板は垂直面に貼る物なので、水平面では場所を取りません。
また、これはのぼりの場合も同じなのですが、「入居者募集」「テナント募集」と書かれた看板を見て電話してきた入居希望者の場合は、すでにいくつかのハードルを越えているという特徴があります。なぜならその時点で入居希望者は立地条件などまで考えて問い合わせてきているからです。
募集看板には塩ビ、アルミ合板、軽量ターポリンなどの種類があります。塩ビはアルミ合板よりも安価で、コストパフォーマンスに優れています。アルミ合板は意外と軽いのが特徴で、フェンス等にくくりつけて用います。軽量ターポリンはビニール製なのでシャッターや窓ガラスにも両面テープで貼ることができます。
また、軽量ターポリンは別名を軟質ビニールと言い、くるくる丸めて持ち運ぶことも可能です。
■募集チラシ
のぼりや募集看板には、連絡先の不動産会社などが休みだった場合に見込み客を逃してしまうという弱点があります。また、物件の図面などを載せるのは困難です。こういったのぼりや募集看板の弱点を補うのが募集チラシです。
チラシの配り方には2種類あります。まず、募集看板の横に設置しておく方法。「ご自由にお持ち帰りください」と書いておけば、入居希望者は物件の外観を確かめるだけでなく、チラシに記載された図面から内部をイメージすることができます。
また、チラシに内見の方法や物件の特徴まで書いておくことも可能です。引っ越してきた後の生活をイメージしてもらえるように、「病院まで徒歩5分」「コンビニまで2分」などの情報を付け加えてもいいでしょう。なお、物件が遠方の場合は不動産会社の人にチラシを補充してもらうなど、連携を取っておくと良いかもしれません。
2つ目の方法はポスティングです。基本としては、自分の物件と同じぐらいの間取りの物件、できれば家賃が高そうなアパートやマンションに配ります。家賃は不動産会社に問い合わせれば調べることもできるはずです。賃貸に住む人は全員が満足はしていないものですし、特に家賃が高い賃貸に住んでいる人には入居を後悔している人もいますから、近所の物件にチラシ攻勢をかけても問題はありません。
なお、不動産会社は普通ポスティングまではやってくれませんが、ポスティングを行う時は不動産会社と連絡を取り、電話番号を明記する許可を取りましょう。
不動産経営に関してはもはや不動産会社さんにおまかせということでは成り立たなくなりつつあります。
大家さんも自分で動いて集客をしてくることが大事です。しかし、これまでのシステムでは自分でできることは限られていました。そんな中出来上がったのが大家さんが自分で物件を紹介できるサイト、ウチコミ!です。
所有されている物件の募集をかけることが可能です。大家さんであれば是非一度見てください。
この記事を書いた人
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