入居者募集でのぼりを有効に活用する
ウチコミ!タイムズ編集部
2016/01/08
■入居者募集について
空室対策という不動産投資におけるリスクでお悩みのオーナー様。こちらのグラフをご覧ください。空室対策としてウチコミ!というプラットフォームの入居希望者及び大家さん会員の登録数推移です。
上記グラフにもある通りウチコミ!の利用者や成約数は日々増えています。ウチコミ!の機能や特徴は別途ご覧いただくとして、まずは大家さんの成功事例をご覧ください。上記グラフの理由がお分かりいただけます。
■のぼりを設置する
アパートやマンションの入居者を募集するためには、不動産会社での告知や広告展開の他に、入居者募集ののぼりやポスター、看板やチラシを設置するといった方法が考えられます。今回は入居者募集ののぼりについて考えてみます。
のぼりはアパートやマンションの前の通りなどに設置し、周りの道路を通る人に「この物件で入居者を募集していますよ」というアピールをするためのものです。基本的には、まず通った人が「入居者募集」の文字に目を留める、そして建物を見て「なかなか良さそうだな」と思う、そして不動産会社に連絡を取り、条件が合えば内見に来る、といった流れになるでしょう。
物件の周りを通る不特定多数の人に24時間365日アピールすることができるのがのぼりであり、足を止めた人はすぐに物件の外観を確かめることができるというメリットがあります。
もっとも、入居希望者は歩いてくるだけではありません。自転車、バイク、車で通りかかることもあるでしょう。特に車の場合は、興味があっても交通の流れによってはゆっくり見ている時間はないかもしれません。そのためのぼりの文字は一瞬で読めるような大きさを心がけなければならないでしょう。
のぼりと同じような機能を果たすものに看板がありますが、のぼりの方が圧倒的に安上がりです。そのため複数ののぼりを立てて入居希望者を誘導したり、キャンペーン期間のみのぼりを取り替えることが容易にできるというメリットもあります。
また、のぼりは遠くからでも視認できるにもかかわらず、女性でも設置できるほど軽量です。使わない時は屋内にしまうことができる手軽さも魅力ですね。
■のぼりでイメージ戦略
入居者募集のぼりは専門店で市販されていますが、種類が多く選択に迷うかもしれません。例えばある業者さんでは、「ハイイメージ」「シンプル」「写真入り」「イラスト入り」「カラフル」「キュート」「エコ」「インパクト」などの種類に分かれています。また、震災復興企画として「義援金のぼり」を販売しているお店もあります。売上の一部を日本赤十字社に寄付する仕組みです。
先ほどの業者さんを例に取ると、まず定番ののぼりは「シンプル」。「ハイイメージ」ののぼりには英語などを美麗にあしらい、上品なデザインにして高級住宅街にマッチするようにしています。「写真入り」ののぼりは入居希望者に入居後の生活イメージを抱かせ、「イラスト入り」は取っつきやすいイメージでファミリー層にアピールします。「カラフル」はおしゃれな住宅向け。
「キュート」は女性向け物件を想定して作られており、「エコ」は太陽光発電や自然素材を取り入れた物件をアピールするため、植物模様をプリントするなどしています。「インパクト」はその名のとおりインパクトが重視され、激安物件などをアピールするのに向いています。
このように、入居者募集のぼりは用途に合わせて多彩なラインナップが揃っているので、インターネットなどで複数の業者を比較してみても良いでしょう。
色については、基本的には建物や周りの風景から飛び出して見えるものを選べば入居希望者の目に留まりやすいでしょう。また、物件のある付近に他物件や店舗などが多数ののぼりを立てている場合は、全体の色の傾向を見て、まだない色でのぼりを立てると効果的かも知れません。
不動産経営に関してはもはや不動産会社さんにおまかせということでは成り立たなくなりつつあります。
大家さんも自分で動いて集客をしてくることが大事です。しかし、これまでのシステムでは自分でできることは限られていました。そんな中出来上がったのが大家さんが自分で物件を紹介できるサイト、ウチコミ!です。
所有されている物件の募集をかけることが可能です。大家さんであれば是非一度見てください。
この記事を書いた人
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