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家を貸すための費用(初期費用・管理費など)(1/2ページ)

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■家を貸すには費用がかかる

初めて一軒家やアパート・マンションを賃貸に出す人は、家賃収入が入ってくることを期待します。しかし、賃貸業には様々な初期費用、リフォーム費用、管理料などがかかります。ここでは改めて家を貸し出す際にかかる費用を見てみましょう。

・初期費用
家を賃貸する場合は物件をきれいにしておかなければなりません。新築物件を貸し出す場合は別ですが、それ以外はクリーニング代や壁紙の貼り替え、畳やふすまの張り替えなどに費用がかかります。一般的に言って、内装がきれいになっていない物件は賃貸市場で不利になりますので、初期費用を削ることは難しいでしょう。

・管理費用
管理会社に委託すれば、当然管理費用がかかりますが、貸し主自らが管理する場合も費用がかかります。「ガスの調子がおかしい」「トイレの水が流れなくなった」などの入居者クレームに対応しなければなりませんし、入居者が退去した後、部屋のリフォーム費用が必要になることがあります。

管理会社に委託すれば、管理料として賃料の5%〜10%を支払うのが普通です。その代わり、契約によっては入居者募集から不具合の対応まで委託することができます。管理料には保証料が含まれることもあります。

・空室
忘れてはならないのが空室リスクです。入居者がいれば毎月決まった額の賃料が入ってきますが、空室の場合は家賃収入はゼロです。もし住宅ローンを払っている場合は、ローンの支払いが重くのしかかってくるでしょう。

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