不動産賃貸のおとり広告とは

借主さんがネットで検索した物件を不動産業者に問い合わせています。まずは下記のやり取りをご覧ください。

 

1. 借主さんＡ：すいません。ネットに載っていた○○という物件ですが、ありますでしょうか？
2. 営業Ｂ：チョットお待ちください。ただ今確認します。

 

「その間に、不動産屋さんで起きた話〜」

 

1. 営業Ｂ：（お客様の問合せ物件を調べて見ると・・・）
2. 営業Ｂ：あ〜〜あ・・・、終わっちゃってるのか〜〜・・・
3. 課長Ｃ：どうしたんだ、Ｂくん？
4. 営業Ｂ：実は、お客様の問合せの物件が終わっちゃってるので・・・
5. 課長Ｃ：何をしてるんだ！そんな事はどうでもいいから、あると言ってお客を呼びなさい！もともと「おとり」なんだから〜〜もう〜！
6. 営業Ｂ：で、でも・・・物件が無いんですよ・・・
7. 課長Ｃ：あ〜〜もう！　いいから呼びなさい！　お手本を見せるから！　分かった！？
8. 営業Ｂ：・・・・・はい。
9. 営業Ｂ：・・・でも〜・・・どうやって呼べば〜・・・・。
10. 課長Ｃ：しょうがないな〜〜！。電話、俺が出るから見とけ！

 

「お客様のＡさんとの会話に戻ります」

 

1. 課長Ｃ：大変お待たせしました。　先ほどの○○物件！　ございます！
2. 借主さんＡ：本当ですか！　よかった〜　じゃ〜スグに見たいんですが！
3. 課長Ｃ：かしこまりました！　では、当社にお越しください。　時間は○時でよろしいですか？
4. 借主さんＡ：はいはい、そ〜ですね・・・　大丈夫です！　じゃ〜○時に伺います！
5. 課長Ｃ：ありがとうございます！　お待ちしております！

 

「不動産屋さんのお店では・・・」

 

1. 営業Ｂ：えっ！　か、課長！　どうするんですか？？？
2. 課長Ｃ：ばかだな〜、お客さんなんか店に呼んでしまえば「何とでも」なるんだよ！いいか、良く聞いておけよ！お客さんが来てから、物件の確認のフリして電話するだろ！そこで、一芝居して「えっ！申し込みがはいっちゃったんですか〜〜」って残念そうに言えばおわり！「すいません〜」お客さん。　今、申し込みがはいってしまったようで・・・で、いいんだよ！
3. 営業Ｂ：でも・・・お客さんに・・・ばれたら・・・
4. 課長Ｃ：しょ〜がね〜なあ〜お前は！　いいか！　お客さんが、どうやって確認出来るんだよ！いいから、おれがやる事を良く見とけ！
5. 営業Ｂ：・・・・・・・・はい・・・。

 

冒頭からこんなお話しですが、似たような経験をしている方もいるのではないかと思います。まるでテレビドラマのようですが「酷い話だな〜・悪い課長だな〜・不動産屋は信じられないな〜」色んな意見があると思います。

 

事実「おとり広告」の件で、毎月のように不動産業者が取締りを受けています。なんでこんなに「おとり広告」が無くならないのか？実はそれには、理由があるのです。

 

• 不動産業者と一般消費者の大きな情報格差
• 不動産業者の経営が厳しくなってきている！？
• おとり広告の対策と考察

以上を次回から順番に説明していきます。

 

不動産経営に関してはもはや不動産会社さんにおまかせということでは成り立たなくなりつつあります。

大家さんも自分で動いて集客をしてくることが大事です。しかし、これまでのシステムでは自分でできることは限られていました。そんな中出来上がったのが大家さんが自分で物件を紹介できるサイト、ウチコミ！です。

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