「おかしな不動産業界の考察」！？

ちょっと今回は趣向をかえまして、今までお話ししてきましたおかしな不動産業界　と他の業界を、単純に比べる事で分かりやすく整理をしてみたいと思います。

 

１．消費者と業界の情報格差はどうでしょう？

 

【不動産業界は？】

 

今までお話ししてきました通り、業者と消費者の情報格差はとにかく酷いですね。インターネットなどの世界でも、それも大手の運営するポータルサイトでも、物件情報は業者側に操作されて、肝心な情報や消費者が本当に欲しい情報などは、業者側に都合よく規制されていて、業者と同等の情報すら手に入れる事は難しいです。

 

結局、業者の思惑通りに　不本意ながら消費者は仲介する業者を頼らなければいけないシステムになっています。

 

【他業界は？】

 

不動産業界とは、全く違いますね。インターネットなどの世界では、激安サイトなど「星の数程」ありますし、そのサイトで商品の情報などもほほ、補完できます。更には、直接購入もできます。商品の情報についても、消費者が必要とする部分は、メーカー等が開示していますし、比較サイト等も沢山あり、業者側と消費者側の情報格差は極めて少なく出来ています。

 

情報操作などしようものなら…。その業者が存続できなくなるほどの制裁を受けるでしょう。では、何故「不動産業界だけ可能なのか？」ハッキリ言えば、業界全体でこの構造を保持しているから…。可能にさせていると言えます。

 

皆さんも聞いたことがあるとおもいますが…。「護送船団方式」赤信号！みんなで渡れば怖くない！的なお話しですね。
日本の金融業界が「護送船団方式」なんて呼ばれていた事がありましたが、懐かしい響きです。

 

ただ、それさえも今から３０年以上も昔の話です。それが、現代に至ってもこのありまさとは、正直情けないですね。こんな事に精を出している「不動産業界！」先は長くないですね。つまり、消費者に対する背任行為ですから…。

 

２．消費者に対する営業活動は？

 

【不動産業界は？】

 

これはもう、お話しする事もおこがましい話ですね。つまり、既に情報操作を前提で始まっている事ですから、その先は「詐欺などの犯罪行為に近い」事になってしまいます。

 

～消費者に出す情報を業者側が都合よく操作していますから、目の悪い方の手を引いて、自分の都合の良い所に連れて行く…。こんな感じに見えますよね。

 

詳しい事は、過去のブログをご覧ください。特に、「不動産業界の闇」のお話しがお勧めです。情報強者と情報弱者では、公平な話になりません。

 

【他業界は？】

 

もちろん、いかがわしい業態の業種もありますが、押しなべて業者側と消費者側の情報格差は、非常に小さいですから
不動産業界の様な事になるケースの方が少ないでしょう。ＴＶコマーシャル、広告、ＤＭ、など沢山の営業方法があります。しかし、基本的に消費者に特に不利になる心配は少ないです。

 

ただ、他業界でもイカガワシイ営業形態の業界は、不動産業界のそれと同じく「情報操作や情報格差」を基準に据えています。皆さんも覚えておくと役に立ちますよ。怪しい営業活動では、まず情報格差による情報操作で相手を騙す事が「絶対条件」です。

 

「信憑性の高い話だけど、裏が取れない」「もっともらしい話だけど、情報が少ない」ここが切り口で、プラス「利益をちらつかせる」…。場合によっては、チョット儲けさせる。これで、騙される方は激増します。これが、定期的に世の中を騒がせる「悪徳商法の実態」です。言葉で説明すると、こんなに簡単な事ですが、実際にはもっと手の込んだ、それと気づかせない巧妙さがありますから注意です。

 

※こうして見て見ますと、不動産業界＝悪徳商法！？の様にも見えてしまいます。

 

今後も、どんどん情報を発信していきます。近い将来、不動産業界も他の業界の様に「透明な」業界になって健全な取引が活発に行われることが、景気の上昇にも間違いなく帰依するはずです。ここで知った情報を広めて頂ければ、それが一番の早道です。

 

 

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