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「不動産業界の今後」のお話し!?

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チョット今回は、問題提起的なお話しをしたいと思います。今月に入ってから、アベノミクスがらみの株価、為替ともに
一定しない動きを見せています。もっとも消費者側から見れば、まだまだ実態としても実感としても、感じられませんし…。

 

先日、阿部首相から「骨太戦略~~」が発表されました。私的には、この段階で「なんだかんだ」いうつもりはありまあせん。それよりも、マスコミの対応が気に入りません。いつもの事ですが、一社も応援するマスコミがいないのは?

 

批判、非難、こきおろし、重箱の隅をつつく…。まるで申し合わせたように…。違和感…。マスコミの批判をするつもりはありませんが、あまりな感じがいつもしますので、チョット言ってしまいました。日本の状況から言えば、長い不況に疲れ果てていたところに阿部政権に変わって株価、為替ともに一息ついた事は事実です。横道にそれそうなので、話を戻します。こんな状況の中、不動産業界・不動産市況はどうなっていくのでしょうか?

 

今ある問題を、下記に列記していきます。

 

①若年人口の減少による新規不動産購入者の減少。

 

~高齢化社会プラス、少子化の影響で勤労世帯が大幅に減少しています。この影響から、初めて不動産を購入する年代の人口が減り不動産の取引量が大幅に減少する事が目算されています。政府の試算でも、2025年を境に新規購入者層は減り続けるデータが出ています。このまま放置すれば、不動産市況の縮小だけに留まらず日本経済に与える影響が大きいのも事実でしょう。

 

②中古市場に浮遊する750万戸の空き家。

 

~不動産業界の悪い体質や悪い商習慣、確立されていない建物の評価システムなどなど…。新築などの不動産業者が売主となって販売する不動産に比べて「流通しにくい」現状があります。現在の日本の建物などの評価システムでは、建物は20年を待たずに評価が「0」になってしまう事。評価が「0」では住宅ローンが使えずに、購入・売却とも制約が出来てしまう事。不動産業界の悪い商習慣などによる、取引上での機会損失や不公平な取扱いなど。

 

大きく取り上げると以上の2点があげられます。ただ、2点とは言いましたが、その中身を見ていくと更に多くの問題がある事がわかると思います。

 

①の問題については、少子化問題に端を発していますので、10年以上前から「2025年問題」と言われながら予測されていました。その間、日本政府も政策的にテコ入れをしていた?様ですが、解決どころか加速して今日を迎えた感じになっています。出生率も1.4を下回るほどになりました。

 

これは、高齢化社会の問題ともリンクして大きな問題になっていますが単純に消費世帯の人口が減少しますから、日本自体の経済規模の縮小も進むという恐ろしい話です。更に、現状では「建築・不動産」は日本の基幹産業に数えられます。なんの対策もないまま取引量が減少し続けたら、大変な事になります。

 

~政府もこれを鑑みて「中古住宅の流通活性化」を提起している訳です。ここが②に繋がってきます。

 

■なぜ?中古住宅なのか?

 

~新築などの住宅に比べて、中古住宅は先ほどお話しした通り、750万戸の空き家…。と言うように圧倒的な数がある上に、価格は安いものから高額な物までバリエーションも豊富で、どちらかと言えば価格も安い傾向も多い…。買う方にもメリットの多い感じです。

 

この中古住宅を活性化できれば、対象顧客は老若男女問わずという事になり新築などの物件は、確かにクオリティなどは、申し分ない感じですが、価格面で、圧倒的に高くなります。(比較論のお話しです。)

 

こういった問題を解決するのに、結局は①・②とも解決する必要があります。一番根深いのは、やはり「不動産業界の悪慣習・悪い体質」ではないかと思います。この件に関しては、過去のブログにも掲載されていますので是非見てください。皆さんは、どう感じられたでしょうか?

 

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