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不動産購入の落とし穴!? 

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ここの所、賃貸住宅のお話を続けてきましたが、前回賃貸住宅と購入の比較的なお話をしましたのでその流れでお話を続けて行こうと思います。題名の通り、不動産購入の落とし穴とは人生設計の話にまでなってきます。

 

前回のお話では、高い賃料をあまり長い期間支払うのは得な話ではない事を、事例を基にお話ししました。が、では購入する事が絶対有利!とも言い切れませんのでいくつか対比的な話をしていきます。

 

■住宅ローンと家賃の比較

 

~実際には、この比較は難しいのですが要点をいくつか見ていただくと、分かりやすくなります。

 

・住宅ローンは、ほぼ毎月固定の支払額です。支払いを軽くする事も出来ますが、手数料が必要だったり期間が延びたりします。それでも追い付かない場合は、売却するしかありませんがローン残高以上の金額で売れないと売却自体ができない。悪くすると、任意売却や競売になってしまう。

 

※任意売却とは?

 

不動産を購入した方が、毎月の住宅ローンを支払えない状況に陥り、滞納状態が一定の期間を経過すると住宅ローンに於ける期限の利益(住宅ローンという形で月々払うやり方)を喪失してしまいます。この場合、住宅ローンの借り先と話をして、不動産を売却してローンを返すことになりますが、それでも返しきれない様な場合に取る方法です。同時に債務整理や破産する方もいます。

 

※競売とは?

 

上記で説明した任意売却がうまくいかず、不動産を売却する最終手段です。不動産自体は処分できますが、競売での処分は価格も非常に安くなるため、借金だけ残ったり後がうまくありません。債務整理や破産がほぼセットになります。

 

・家賃の場合、同じような状況が起こったとしても、安い家賃の住宅に住み替えれば済みます。もちろん、30~40万円程度の費用は必要ですが、購入の時の比ではないでしょう。

 

・家庭の出費は、子供が大きくなるにつれて増えていきます。それに対して、住宅ローンも家賃も下がる事はほぼ無い。

 

・現代社会が抱える問題として、離婚率の上昇。10数年前と比べても、物凄い上昇率です。と言う事は、住宅ローンを30数年で組んでいてもその途上で離婚!なんて事が…。ざっとあげて見ましたが、如何でしょうか?

 

1番の原因は、自分たちにとっての予算組みから始まっていると思います。住宅ローンの支払い額は年収の25%以内!なんて記事が良く見かけますけど、ある意味真理でしょう!10数年前の社会とは違う予測も必要です。もしかすると、「無理して買う事が間違っている」のかもしれません。では、無理してないで買う手はないのか?次は、今回の続きと、その話をしてみたいと思います。

 

今では自分で物件を売りに出せるウチコミ!売買REVOというサイトなどもあります。
有効に使って不動産物件の売却、購入をしてみてはいかがでしょうか?

baibai

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この記事を書いた人

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