不動産購入!成功の秘訣!
ウチコミ!タイムズ編集部
2013/04/07
実は、前にも何度かお話ししている事かと思いますが無理なく不動産を購入する方法!これが、なんとあるんです。下記の方法がそれです!
1購入予算を立てましょう~クリアしないといけない条件があります。
①前年の税込年収で、200万円以上ないと住宅ローンが組めません。
~基本的に、源泉徴収票で200万円超えている事。
~出来れば、3年間ほど同じ会社に勤めている事。
つまり、勤続が3年程ある事と200万円以上の固定的な収入が継続している事が、銀行などの融資の目安になります。ここがクリアできないと、住宅ローンは組めません。
②多額のローンやクレジット等を使っていないか?
~良くあるケースが車のローンです。皆さんは簡単に考えているでしょうが、銀行の審査はかなりシビアです。結局、車の月々の支払額相当を住宅ローンから控除されますので、不動産を購入できなくなるケースが多いです。他の物品でも同じです。場合によっては、「車のローンを完済しなさい」という条件が付けられる場合もあります。
※まずは、この上の条件が必須です。これ以外にも細かい条件はありますが、上の条件をクリアできなければ、現金での購入以外に手がなくなります。
この条件クリアの上で~ローンの借入額を計算しましょう。例えば、月の収入が手取りで25万円として現在の家賃が8万円とします。多分、この方の年収は350~400万円位でしょうか?ただ、月の支払いを優先して考えますから年収は、あまり関係ありません。この条件の場合、ローンの支払額を8万円に設定する。
~家賃と同程度の借り入れが、無駄も無理もない金額の
場合が殆どです。
■月の支払いを8万円で設定して、幾らのローンが組めるか?
2%の金利で、35年返済で計算します。すると、100万円当たりの月の支払い=3312円です。80000円÷3312円≒24.15となりますから8万円で借りられる住宅ローンの金額は…約2400万円
※銀行での住宅ローンの借り入れの場合、借りる方の年収から、通常の金利よりも高い金利で、審査をされるのでこの計算だけでは、ローン審査の合否はわかりませんのでご注意ください。
借りられる金額が2400万円としますとこれに、ご自身が現金などで追加できる分の金額を足した金額が、総予算になります。200万円出せる方なら 2400+200=2600万円2購入する物件を選びましょう~
予算は決まりましたので、物件選びをするのですがこの金額で探すとなると、場所によっては「新築住宅」は難しいですね。ただ、初めて不動産を購入する方に知っていて欲しい事があります。
~新築住宅は、不動産相場的に見ても高めの価格です。であるにも関わらず、今の日本の不動産査定のシステムからみますと、建物部分についての評価は ほぼ12年程で、0円(価値がなくなってしまうという事)一部該当しない物件ももちろんありますが……。
すると、何が起きるかといいますと購入して10年程で売却しないといけない事情などが起きた場合、建物部分の評価がほぼなくなっていますから1500万円位の目減りが予測できます。住宅ローンを目いっぱい借りた時だと、売却をしても住宅ローンの残債の方が間違いなく多く残っている…。この形だと、売却する為に足りない分のお金を用意しないといけない為、現実的にうれません。
ここが、恐ろしい所ですね。
■他方、中古住宅ならどうなるのか?
中古住宅の場合(10年程度の)ですと、建物の価格はほぼ無い状態で購入しています。ので、目減りはほぼ無い!
すると、うまくいけば売却してお金が残る可能性が高いのです!要するにまず、土地の値段はそう大きく変動しません。建物も、ある一定以上の償却後は、変動しなくなります。その辺りから見ていくと……中古物件の優位性が良く見えてきます。
結果として、「中古物件!!」出来れば、土地が大きめの中古戸建や駅に近い中古マンションなんかがねらい目ですね。中古でも、ご自身でリフォームすれば、費用も安く考えられメリット満載の良い買い物ができるのでは?
今では自分で物件を売りに出せるウチコミ!売買REVOというサイトなどもあります。
有効に使って不動産物件の売却、購入をしてみてはいかがでしょうか?
この記事を書いた人
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