不動産は購入か賃貸か?パート2
ウチコミ!タイムズ編集部
2012/08/04
昨日の続きで、今日は 「購入した場合の長所と短所」のお話をしていきたいと思います。
2.不動産を購入した場合
~長所~
☆自分の所有物の為、住宅ローンさえ問題なく完済すれば未来永劫住む事ができる。
☆自身の事情で転居せざるを得ない場合でも、第三者等に貸して賃料を取ることができる。
☆景気が悪い時などは、特に住宅ローン控除などの税制優遇を受ける事ができる。
☆自己の所有物の為、増改築などの制約はほぼない。(一部マンションは、独自の規制がかかります。)
☆不動産を所有している事で、社会的な信用がプラスアルファーされる。
☆何よりも所有している事の満足感や家族生活の安定がある。
簡単ではありますが、長所は上記の内容で大筋網羅していると思います。一言でいえば 「安心感とか安定」 という感じでしょうか。
~短所~
★無理な購入計画などで不動産を取得した場合、かえって家計破綻の原因になる事もある。また、当初は無理のない計画だったつぃても、家庭事情の急変などにより、住宅ローンの支払いができなくなる場合もないとは言えない。
★住宅ローンは、ほとんどの場合20年以上のローンなので、将来の予測がたてにくく不安が大きい。
★所有することで、固定資産税や都市計画税、不動産取得税、相続税などの負担がある。
★自己の所有物の為、家やその設備等が壊れたり故障した場合、ほぼ費用は自己負担となる。(マンションの共用部分
などは例外もあります。)
★住宅ローンを組んでいるので、自己の勝手な理由での転居は原則難しい。
★売却する場合にも、世の中の状況によっては担保割れして窮地にたたされる事もある。
以上の様なないようでしょうか。ちょっと恐ろしげな感じさえしてしまいますが…..。
~まとめ~
今回のお話を進めていて感じた事なんですが、本当に正反対の受け取り方になるという事です。ま、長所と短所自体がもともとそういうものなんですけど….。ですから、信念や思想としての平等なり安心は存在しますが、現実的にはかなり難しいものだと思います。そこで、やはり一番重要なのは「こうしたい」とか 「こうありたい」 という思いではないかと思います。
この内容を見ていただいて、ご自身が持っている情報などとあわせて 「どうしたいか?」 これが第一歩目の作業の様な気持になりました。ここから、信頼できる人や業者さんをつうじて進めていければ良いのではないでしょうか。参考になれば幸いです。
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この記事を書いた人
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