物件の掃除をするオーナーの深い意図(1/3ページ)
ウチコミ!タイムズ編集部
2019/11/23
イメージ/123RF
管理会社と契約し管理を頼んでいるのに、それでも毎週のように物件の掃除をしに行く。入居者さんとも連絡を取り合っている。そんなオーナーがいるとすれば、その方は変わり者でしょうか? 神経質すぎる人でしょうか? どちらもちがいます。
むしろこれは、賃貸経営を成功させている、勝ち組のオーナーさんによく見られるパターンです。管理会社に物件管理や入居者管理を委託されるオーナーのほとんどが、その際、同時にある勘違いもされています。自分は管理会社の「客だ」と思っているのです。
これは間違いです。なぜなら、客はオーナーではありません。入居者です。オーナーと管理会社は、お客様である入居者さんからいただく家賃を収入として分け合う、いわば公平なビジネスパートナーです。
ゆえに、共同で仕事をするそれぞれが、日頃より、
・商品(物件)に接し
・顧客(入居者)に接し
互いに情報をやりとりしながら円滑な事業運営をはかっていくのは、実は、当たり前すぎるほどに当たり前のことです。管理会社に管理を頼んでいるのにオーナーも自ら動く。その具体的な例をご紹介しましょう。
この記事を書いた人
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