礼金ゼロ物件が「礼金もらえる」物件に変わった!(1/3ページ)
ウチコミ!タイムズ編集部
2019/09/26
近ごろ、賃貸住宅業界のプロの間で時々話題になるのがこれです。「床材が面白くなってきた」。詳しくいうと、素材も柄も、とてもバラエティに富んできました。品質も上がってきました。オーナーの皆さんも、ぜひそのあたりの知識を身につけて、賃貸経営の武器としてください。
床のみをわずか10万円そこそこでリニューアルし、築30年超物件の賃料を見事に維持。礼金をもらうなど夢だった30平米の1Kを「礼金物件」に変えたオーナーさんもいらっしゃいます。
■おばあちゃんの家の床みたい…
ある仲介会社のスタッフから聞いた、最近のエピソードです。物件を内見した若い入居希望者さんがこうおっしゃったそうです。
「このお部屋、築年数の割に古臭い…」
「どの辺りが古く見えますか?」と、スタッフが尋ねると、先方曰く、「床が田舎のおばあちゃんのお家みたい」とのこと。
スタッフは苦笑しながら「やっぱり」と、相槌を打ったそうです。
ちなみに、そのお部屋には、どこにでも見られる茶系の木目柄のフローリングが敷かれていました。表面はテカテカと光沢が目立つタイプです。
すると、「え、賃貸のフローリングって、どれもそんなものなんじゃないの?ほかに種類があるの?」
そんな疑問を抱かれるオーナーさんもいらっしゃるかもしれません。
ですが、それは失礼ながらやや古い感覚です。そうした皆さんの多くは、おそらくは90年代くらいより以前に、ご自身の物件を建てられているのではないでしょうか。
この記事を書いた人
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