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後から礼金や敷金を増やしてきたら即決は止めましょう

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一旦、計算書を発行した後で、礼金や敷金を増やしてくるケース。

 

これは「悪質な物が多い」ので、要注意です。借主さんが物件を内見して、その物件を気に入り、契約の為の費用(初期費用)の計算書を出してもらった後で・・・「すいません。この物件、○○金が1カ月増えたようです。」などと言いながら、当初の説明と違う事を言ってきたりします。

 

特に気を付けていただきたいのが「礼金の1カ月追加」です。不動産屋さんもこの道のプロですから、こんな基本的な事を間違えるはずがありません。

 

予想できることは・・・。
「裏で、相手不動産業者と手数料関係の交渉の結果、礼金を増やした分だけ手数料が多くなる事が分かったりした場合」こんな事が起こります。

 

こんな時には、その不動産屋さんで「即決」を避けた方が良いでしょう。出来れば、その日は「予算の関係で、即答できないので家内と相談します。」など理由を付けて一旦帰りましょう。

 

その上で、他の不動産屋さんに問い合わせて見るのも手だと思います。キチンとした営業をする不動産屋さんもいますので、内情を教えてくれる事もあるんです。おかしいな、と思ったらチョット手をかけてみて下さい。

 

※ 説明して来た事、全てが「借主さん側」では確認が取りづらい事ばかりです。悪い言い方をすれば、そこに付け込んでいるだけなんです。

 

1つ1つは、大した金額ではないものもあります。しかし、あっちもこっちもと積み重なると結構大きな金額になります。その利益は不動産屋さんだけで、借主さんも大家さんも得をしない事が多いのです。
この形が「この業界を歪」にしています。

 

現在は、この様な情報もドンドン消費者サイドに伝わる様になって来ています。皆さんも、損をしないように「チョットでいいので」挑戦してみて下さい。

 


【礼金に関しての記事まとめリンク】

敷金・礼金とは? 広告宣伝費として不動産会社に流れる仕組み

賃貸契約の初期費用の計算方法

賃貸初期費用の悪慣習「のっけ」とは?(礼金)

入居希望者が受け取る「計算書」に礼金が上乗せされているケース

敷金(保証金)・礼金と仲介手数料〜礼金と広告宣伝費の違い


一つの解決策として、お部屋探しを不動産屋さんに頼まないという方法があります。

借主さんは自分で大家さんを探し、大家さんは借主さんを自分で探す。

その場を提供しているのがウチコミ!です。まだ見たことがない方は下記から見てみてください。

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この記事を書いた人

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