「顔の見える電力」という言葉知っていますか?
電気は目に見えないのに、顔が見えるとは一体どういうこと・・・?それは「電気を作る生産者の顔が見える」ということでした。電力の小売サービスをしている株式会社エネクトが行っている「みんな電力」という取り組み。これに参加している各地の発電所の人たち(生産者)が、「電気を作る想いやコンセプト」を語っています。電気の生産者は多種多様。例えば、釣りの情報発信をしている出版社が生産者だったり、農業をしている傍ら電気を作っている人もいます。「みんな電力」の利用者は、そんな生産者の中から好きなところを一つ選んで、一ヶ月分の電気を購入します。購入したお礼に、電気だけではなく地元の特産品などももらえることもあるんです。この取り組みが浸透すれば「この生産者が作る電気を買いたい」という沢山のファンや、大人気な生産者も出てくることでしょう。
さて顔が見えるといえば、「大家さんの顔が見えるウチコミ!」もそうです。ウチコミ!では早くも「この大家さんから家を借りたい」という入居希望者の声が続々と出てきていますよ。
❶理想の部屋が、成約済み。入居者のとった行動とは?
これは、ウチコミ!で部屋探しをした入居希望者の話です。あるサイトで、好みの物件を見つけたAさん。ところが物件を内見しようと不動産会社に問い合わせを入れると、既に成約済み!不動産会社からは「違う物件を案内するからお店にきてほしい」と言われました。さて、このあとAさんがとった行動は?
ウチコミ!で成約したAさんのお話
「不動産会社に行っても、結局は関係のない物件を案内されてしまうんだろうな〜」と思ったAさん。「大家さんが同じような物件を他に持っているのではないか?」と思いつきました。同じ人が所有する物件なので外観の色合いや内装の雰囲気が似ているかも!こうして大家さんに直接聞けるウチコミ!に登録したのです。さてウチコミ!でAさんは、「他の物件を見ても興味がわかないくらい、この部屋に住みたい!」という熱い想いを大家さんに伝えました。すると大家さんから返信があり、「別の物件で、2ヶ月後に退去する予定のお部屋がある」とのこと。大家さんが所有していた他の物件を紹介してもらえたのです。
❷「ただ、住めればいい」という物件は、選んでもらえない時代
「生産者の顔が見える野菜」や「生産者の顔が見える電気」のように生産者の詳細がスマホ一つでわかるようになった時代。生産者側は「ただ食べればいい」「ただ電気を使えればいい」だけでは、利用者に選んでもらえない時代がきました!
利用者は「この人が作った野菜は、甘くて美味しいから買う」というように商品の質や背景を調べて、自由に選択ができるようになったからです。ウチコミ!でも「この大家さんが作った物件はかっこいいから、住みたい」という入居希望者の声を頻繁に聞くようになりました。そのうち「ただ住めればいいんでしょう?」という最低限のものしか提供できない大家さんの物件は家賃を下げるしかなくなり、淘汰されていってしまうのでは・・・?という危機感を覚えます。
競争が激しくなっていく中で選ばれる物件になるには「物件自体の魅力を UP(設備面や機能面、見た目など)」することも大切!
さらにライバル物件と差別化するために、「大家さんならではのユニークなサービスを考えて、物件に新しい価値を作っていくこと」が必要です。しかし、どんなにいいサービスがあっても入居希望者に知られていなければないのと一緒。これからは「伝達するツールを効率よく上手に使って、入居希望者へ伝えていく作業」が必要になってきます。そしてその伝達ツールがウチコミ!です!
❸「この大家さんの物件に住みたい」と言ってもらうには、大家さんが表にでなければならない
大家さん自身の強みを生かして、サービスを作りましょう!
このようにウチコミ!の大家さんは、独自のサービスを試行錯誤しながら考えて、物件のコメントに記載しています。「この大家さんの物件に住みたい」と入居希望者に思ってもらえたら嬉しいですよね。まずは大家さん(生産者)が表にでていくというチャレンジをウチコミ!で始めてませんか?
(絵・文/ながれだあかね)
ウチコミ!は、大家さんが入居希望者を自ら募集できるサイトです。会員登録料、物件掲載料、広告料などは一切かかりません。(費用は、成約したときに仲介手数料一ヶ月分+税金が大家さん負担になります ※入居希望者は仲介手数料がかかりません)
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