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アパートとマンションの違いってわかる?ややこしいハイツ・コーポの定義とは!

あなたは引っ越しするなら「アパート」と「マンション」どちらがいいですか?その前に、二つの違いを明確に知っていますか?今回は、「アパート」と「マンション」の違いについてご紹介します!

目次▼

❶「アパート」と「マンション」の言葉の意味の違いってなあに?

❷何を見たらわかる!?「アパート」と「マンション」の見分け方

❸ややこしい「ハイツ」と「コーポ」の定義とは!?

❹「アパート」と「マンション」のメリットとデメリット

 

❶「アパート」と「マンション」の言葉の意味の違いってなあに?

 

「アパート」は、大抵賃貸物件を指す用語。「アパート」は、英語の「apartment」が語源になっています。反対に「マンション」は、アパートよりも大規模な集合住宅を表します。ただしこの意味合いは日本だけ。「マンション」の語源である「mansion」を海外で使ってしまうと、違う意味になるんです!

英語では、集合住宅という意味はなく「豪邸」や「邸宅」という意味になります。ホーンテッドマンションという映画がありますが、そこに出てくるマンションは大豪邸。

日本と海外で意味合いが違う「マンション」という言葉。なぜ日本で使われるようになったかというと・・・。

関東大震災後に「同潤会アパート」という鉄筋コンクリート造の質の良い集合住宅ができたんです。しかし、その後に木造の集合住宅にも「アパート」という名称がたくさんつけられるようになりました。そのため鉄筋コンクリート造りの建造物や高級路線の集合住宅には、「マンション」という高級感のある名称をつけて売り出すことによって、物件の差別化をはかろうとしたのです。それが定着していきました。

 

❷何を見たらわかる!?「アパート」と「マンション」の見分け方

実は、「アパート」と「マンション」は、法律的には定義が決まってません。不動産会社は、それぞれの基準で「アパート」か「マンション」かを判断しています。では、どういうところを見たら判断ができるのでしょうか?

 

1.「構造」「物件の階数」を確認せよ!

この物件は「マンションなのか?それとも、アパートなのか?」を見分ける上で、どんなところを注意すればいいでしょうか? まずは物件の「構造」をみましょう!

アパート

木造や、軽量鉄骨造(プレハブ工法)で建てられている。構造上、アパートの多くが2階まで。

マンション

鉄骨造、鉄筋コンクリート造(RC)鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC)軽量気泡コンクリート(ALC)で建てられている。3階以上の比較的大きな規模の建物にすることが多い。

2.物件の家賃を確認せよ

 

アパート

木造や軽量鉄骨造のアパートは建設コストが安い。さらにエレベーターなどもついていないことが多いため、設備面のコストも少なく家賃が安い傾向がある。

マンション

鉄筋コンクリート造は建設コストが高い。またエレベーターなどの設備やエントランスなどの共有部分もあることから、管理費も高めに設定されていることが多い。家賃は高い傾向がある

 

❸ややこしい「ハイツ」と「コーポ」の定義とは!?

よく「〜コーポ」「〜ハイツ」という名前の物件ありますよね。実はこれらも「アパート」「マンション」同様に法律で決まった定義はありません!一般的に「コーポ」といわれる物件は、アパートの名称として使っていることが多いです。よって、構造はアパートと一緒です。また「ハイツ」は、プレハブ軽量鉄骨造で作られたアパートのことを指す場合が多いです。ちなみにコーポは、「cooperative house」という和製英語で「共同住宅」という意味。ハイツ「heights」は、「高台の家」という意味があるそうですよ。

❹「アパート」と「マンション」のメリットとデメリット

アパートのメリット

◎木造アパートは、鉄筋コンクリート造のような梁がない。家具が自由に配置しやすい!

◎木造建築は、通気性がよく湿気がたまりにくいのでカビなどが発生しづらい!

◎マンションに比べると入居者が少ないので、どんな入居者さんが住んでいるか把握しやすい!知らない人がうろうろしていたらすぐわかる!

◎家賃が安い傾向がある

アパートのデメリット

△木造建築は燃えやすい

RC構造に比べて火災になったときに危険。物件選びをするときにダンボールやゴミなどが周りに落ちていないか管理体制を確認しよう!

△RC構造に比べ、耐震性が低い。

耐震補強を行っているか確認しよう。(新耐震基準が適用された1981年より前に建てられた物件は、耐震補強を行っていない物件もあるので注意!室内などの耐震対策も忘れずに!)

△RC構造より防音性が劣る。

生活音が響きやすいので、夜中のテレビはヘッドホンをつけよう!

 

実際にアパートに暮らした感想

私が住んでいたのは、軽量鉄骨造のアパートでした。やはり子どもの走り回る音などは聞こえてきました。夏は比較的涼しく快適。比較的新しい物件だったこともあって、二人暮らしに過ごしやすい間取りになっており、収納面が充実していたのがよかったです。またアパートは小さなコミュニティのため、住人同士で挨拶はかかさないなどフレンドリーな雰囲気でした。ゴミ出しも他の人の迷惑にならないようにマナーを守っている感じはよかった!家賃を節約したい人や、ご近所付き合いが好きな人、生活音などを気にしない人にアパートはおすすめです!

 

マンションのメリット

◎オートロックなどセキュリティが充実しているところが多い

◎耐震性や耐火性が高い。

◎防音性が高く、隣や上下階の部屋同士での音漏れがしにくいため、騒音トラブルに発展しづらい。

◎機密性が高いため熱が逃げにくい(クーラーの効きがいい)

マンションのデメリット

△家賃が高い傾向がある

△RCの場合、部屋の天井に梁が出てしまいデッドスペースになりがち。

△住人が多いため、住人じゃない人がいても気がつかない

△機密性が高いため、冬や夏は結露が激しい。換気が必要。

 

実際にマンションに暮らした感想

一人暮らしのときにマンションに住んでいました。窓を閉めていると、日中もシーンと静かでした。また両隣から部屋の熱が伝わってくるのか、冬は比較的あたたかい状態でした。マンションの住人が多いため、住人同士で挨拶をすることはあまりありません。(マンションによると思いますが・・・。)住人が多いからなのかルールが守られておらず、共有部分に粗大ゴミを置いてしまったり、ゴミの捨て方が雑だったのが残念!次に住むならゴミ捨て場をチェックしてから入居します!ただ防音性やセキュリティ面では安心できました。セキュリティ重視の方やプライベートを尊重したい人にはマンションはおすすめです。小さいお子さんがいる家庭の場合は、マンションの方が音漏れも少ないし住んでいて気楽かなと感じました!

 

(絵・文/ながれだ あかね)