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重曹を使って安全確実なフローリング掃除を!

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カーペットや畳と違って、フローリングは平らになっている分だけ掃除をするのが楽です。最近ではほとんどの賃貸物件に採用されていて、リビングだけでなく全室がフローリングになっている物件も多く見られます。掃除やお手入れをしやすいことで人気のフローリングですが、そこには意外な落とし穴もあります。そこで今回は安全で確実にキレイにする、フローリングの掃除術をご紹介します。

赤ちゃんがいる家庭は掃除方法に注意

ハイハイをするようになった赤ちゃんにとって、床は1日の大半を過ごす生活の場であるといえます。赤ちゃんはフローリングの上に落ちている物を口に入れたり床自体を舐めたりすることがあるので、フローリングを掃除する際に化学製品や洗剤などを使うと、それが赤ちゃんにとって有害になってしまうことがあります。

モップがけは手軽で一見すると床がキレイになるように見えますが、汚れを吸着したままのモップで掃除をしていても汚れを拡げているだけになる場合があるので「汚れを取り除く」という発想が置き去りになる恐れがあります。

食べられる「洗剤」重曹のパワー

そこでフローリング掃除にオススメしたいのが重曹です。重曹とは炭酸水素ナトリウムのことで、食用のものと工業用のものがあります。食用の重曹はフワッとした食感やサクサクとした食感を持つ料理を作るときに使われることが多く、パンケーキなどによく使われています。工業用の重曹は洗剤代わりに使われることが多く、機械を磨くのに今も欠かせません。基本的にどちらも炭酸水素ナトリウムであることは同じですが、赤ちゃんへの安全面を考えて掃除には食用の重曹を使いましょう。

最近では食用の重曹は、歯磨きやうがいにも有効であることが話題になっています。汚れを落とす能力が高く、また初期の虫歯を治す効果も確認されているそうなので、それを掃除に使うのはとても有効です。300cc程度の水に大さじ1杯の重曹を混ぜて作った重曹をスプレーの容器に入れて、それをシュッと吹き付けて掃除をすればフローリングはピカピカになります。

お茶ガラや新聞紙も立派な「洗剤」

重曹を掃除に使うという方法は、実は最近になって始まったものではありません。古くから掃除に使えるアイテムとして幅広く利用されてきているのです。それと同様に古くから使われてきた知恵に「お茶ガラ」や「新聞紙」があります。これらも方法はとても簡単で、お茶ガラや濡らした新聞紙を床に撒き、それをホウキで掃き取るだけです。お茶ガラや濡れた新聞紙がフローリングの汚れを吸着するので、それを集めるだけで床をキレイにすることができます。

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この記事を書いた人

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