商業、交通、医療が充実したさいたま市の賃貸住宅
ウチコミ!タイムズ編集部
2017/07/16
■東京の一大ベッドタウン
さいたま市は埼玉県の県庁所在地。埼玉県の南部東寄りに位置する市で、政令指定都市の一つとして10の行政区が設置されています。人口は約128万人のマンモス都市で、日本で9番目に人口が多い市です。ちなみに埼玉県庁、さいたま市役所が所在している浦和区は県庁所在都市としては東京から最も近く、都心部から北に約20kmに位置します。
全域が台地及び低地から成り、「東京大都市圏」におけるベッドタウンの顔を持っています。一方でさいたま新都心が2000年に街開きしており、浦和駅、大宮駅と並ぶ主要ビジネスエリアとなっています。大宮駅には新幹線やJR各線、私鉄線が乗り入れています。新都心には東京から各中央官庁の地方支分部局が移転してきた一方、西区や身沼区などでは比較的大きな農地も存在しています。
面積は217.43㎢、2016年の高齢化率は22.11%。生産年齢人口率(15~64歳)は64.40%となっています。
■魅力的な公園も多数!
さいたま市には浦和駅、大宮駅、岩槻駅、さいたま新都心駅などを中心に市街地が形成されています。ショッピングモール等が多数あり、買い物で困ることはないでしょう。2015年度の「さいたま市民意識調査」では82.9%の住人が「住みやすい」と答えています。また、高度な救急救命センターまでの平均所要時間が17.9分で、全国1位の都市でもあります。
公園も多数あり、与野公園はバラの公園として有名。市民の森は「りすの家」もある緑豊かな施設で、別所沼公園では別所沼の周りを散策することができます。
■各種子育て支援
さいたま市では児童扶養手当、児童手当、母子・父子・寡婦福祉資金貸付制度などの手当・助成金が利用できます。また、経済的な理由から入院助産を受けられない人のための助産施設もあります。さらに、各地に多数の放課後児童クラブが存在します。
■待機児童数はゼロだがまだ課題も
2016年におけるさいたま市の待機児童数は24人、埼玉県の待機児童数ワーストランキング15位でしたが、2017年4月1日時点では待機児童数0人となっています。ただし認可保育施設に入れない子供は1434人いるため、引き続き認可保育所などの整備が進められています(認可外保育施設利用者や育児休業中の場合は待機児童に含まれない)。なお、さいたま市には幼稚園が100園、認定こども園が6園あります。
■賃貸物件が豊富
さいたま市では全域に賃貸物件が豊富です。特に南区や浦和区に物件が多く、JR東北本線や武蔵野線沿線で探しやすくなっています。新しい物件から築20年以上の物件まで幅広く存在し、駅まで徒歩20分以内の物件が多いのが特徴です。大宮区や浦和区では築年数の浅い物件も目立ちます。家賃は6万円~8万円が中心で、単身者向けの物件(1Kや1DK)が多いですが、2LDKなどの少人数向け物件も見つかります。
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