SOHOってなに?一般的な事務所と何が違うの?
ウチコミ!タイムズ編集部
2019/12/10
こんにちは。ながれだあかねです。結婚を機に家で仕事をするようになってから、早いものでもうすぐ2年。私のように自宅や小さなオフィスを職場としている事業形態をSOHO(ソーホー)というのだそうです!
あ、ちなみに企業に所属しているか否かに関わらず、カフェやコワーキングスペースなどの自由な場所で仕事をする「ノマドワーカー」と言うんですって。私もおしゃれなカフェで執筆をするノマドに憧れるけどコーヒー代が・・・。
今回は、「SOHO」についてご紹介します!
SOHO(ソーホー)とは
「Small Office Home Office」の略。小さなオフィスや自宅で仕事をする事業形態のこと。
「Small Office」というように、事務所としての利用が認められたワンルームマンションや、わたしのような「Home Office」(もともと居住用のマンションやアパート、一戸建て)でビジネスをしている人もいる!
私は、家の一部屋を作業場にして、ブログや漫画を描いて仕事をしているからSOHOってことだ!
そうだね。あかねさんの場合は居住用のマンションの一部屋を仕事場にしているけど、物件の中には、「SOHOとして使えるように考えられた物件」もあるんだよ〜!
SOHO向けに作られた住宅にはこんな特徴のものもあるよ!
・住居用の空間と仕事用の空間があらかじめ分けられるようになっている!
・住居用の玄関とは別に来客用の玄関がある!
SOHOと一般的な事務所の違いは?
SOHOは、家(または小さなオフィス)で仕事をしているため、「住居用の契約」でOK。反対に事務所専用の物件の場合は、住居用ではなく「事務所契約」をしている。「事務所契約」は、家賃が課税対象である。→SOHOは、あくまで住居用なので、不特定多数の人が出入りしてしまう仕事や、看板を出すなど居住用の範囲を超える仕事をすることはできない。
物件の契約の観点から「不特定多数の人が出入りする仕事」「看板を出すなど居住用の範囲を超える仕事」をSOHOとして行うのは難しい。つまり不特定多数の来客がある飲食店や物販店などの仕事をSOHOで行うのは難しい。
そのため、SOHOに向いている人は・・・
・来客が少ない仕事をしている人
・仕事のやりとりはメールや、外での打ち合わせで済む人
・インターネットとパソコンがあれば、場所は関係なく仕事ができる人
たとえば、こんな職業!
ライター、小説家、翻訳者、脚本家、イラストレーター、プログラマー、画家、WEBデザイナー、システムエンジニア、youtuberなど
<SOHOのメリットは?>
事務所用の物件に比べると、賃料や初期費用が安い(賃料にかかる税金を払わなくてすむ)
24時間、いつでも使用ができる
自分の体調にあわせて仕事ができる
ラジオを聞きながら仕事をするなど仕事場の環境を好きなようにできる
家事や仕事の両立がしやすい
満員の通勤電車に乗らずにすむ
<SOHOのデメリットは?>
不特定多数の人が出入りする仕事はできない
大々的に看板や表札を設置することができない(個人名の併記によって可能な場合も)
住居契約のため法人登記ができない
住居空間で仕事をするため、誘惑が多い
就業時間を明確にして規則的にしないと、仕事をしすぎてしまうことも
間取りやネット回線、電気の容量が仕事に向かないことがある
わたしがSOHOで困ったことは?
・会社に勤めている頃は、いろいろな分野の専門知識を持っている人がそばにいたので、「これは、あの人に聞いてみよう!」とすぐに質問できた。SOHOになってからは、何事も自分で調べなければいけない。
・wifiルーターが置いてあるリビングから私が作業している部屋は遠く、インターネットが繋がらなかったり時間がかかることも。wifiルーターの中継機をおくなど自分でネットワーク環境などを整えなければいけない。
いかがでしたか。いろいろな仕事・働きかたが認められている新時代。責任は大きいですが、その分とても楽しく、仕事は一層クリエイティブになります。さて、ウチコミ!は、新時代の部屋探しです。「部屋探しは、不動産会社へ」という概念を蹴飛ばして、入居希望者さんが大家さんと直接繋がれます。しかも全物件、仲介手数料は無料!
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この記事を書いた人
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