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冷蔵庫の引越し準備 水抜きや霜取りを忘れずに

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こんにちは。一人暮らしのときの冷蔵庫はいつもすっからかんだったあかねです。さて、荷物の梱包や手続きなどでばたばたする引越し前。なかでも冷蔵庫の引越し準備は一手間かかります。

冷蔵庫の中身を空にすればいいんでしょ?

いえいえ!冷蔵庫の中身を空にするのはもちろんですが、そのほかにもいろいろやることがあるんですよ!

 

目次▼

❶引越しするまでに冷蔵庫を空にしよう!

❷冷蔵庫の掃除方法

❸冷蔵庫を運ぶときに気をつけること

 

❶引越しするまでに冷蔵庫を空にしよう!

 

 

<引越し当日までのながれ>

1.引越し2週間前に冷蔵庫の中身をチェック!

食材を使い切るため、なるべく買い出しはせずに冷蔵庫にあるもので献立を考えよう。

 

2.引越し3日前〜5日前にもう一度中身をチェック!

食材は使い切れそうかチェックをする。生鮮食品で使い切れないものがあれば、もったいないが捨てることも考えておこう。

もし食材が残りそうな場合は・・・

夏でなければ保冷剤やクーラーボックスなどを用意して新居にもっていくのもあり。もし傷むのが不安な場合は、日時指定で冷凍宅配便などを利用しよう。引越し後の新居で受け取るように、あらかじめ発送する。

 

 

3.引越し2日前には、製氷機から水を抜く!

冷蔵庫の製氷機にあるタンクから水を抜いて、氷を作れない状況にしよう。そのあと最後の氷がでてきたら氷も捨てる。

 

4.引越し1日前〜2日前には冷蔵庫を空にして、電源を落とす!

電源を落とすと、「冷蔵庫内が冷えなくなる=冷蔵庫内の霜が溶けたり水分がでる」。

 

「自動霜取り機能」が付いている冷蔵庫の場合は・・・引越し1日前までに電源を切れば、冷蔵庫内が乾く。

「自動霜取り機能」が付いていいない冷蔵庫の場合は・・・霜がたくさんついている可能性があるので、溶ける時間も考えて引越し2〜3日前に電源を切ると安心!

 

・霜取りってなに?

冷蔵庫内についている霜や氷を溶かす作業のこと。電源を切ってドアを開けっ放しにすれば自然と溶けていく。霜が溶けると、冷蔵庫内が水でビショビショになる。あらかじめ雑巾やタオルを中にいれておいたり、冷蔵庫の下にバスタオルなどを敷いて濡れないようにしよう。

 

 

5.冷蔵庫の蒸発皿の水を捨てよう!

水抜きを行って、冷蔵庫を運んだときに水が垂れないようにする。

・蒸発皿ってなに?

冷蔵庫の内部で発生した霜がパイプを通り、蒸発皿に集まる。そこで霜が蒸発皿で溶かされるのだ。この蒸発皿から水を捨てないと蒸発皿から溢れた水が、運搬中にほかの荷物を濡らしてしまう恐れもある。

※蒸発皿の場所は、普段見えないようになっている。冷蔵庫の裏側か冷蔵庫の底にあることが多い。冷蔵庫によって違うので説明書をよく確認しよう。またメーカによっても蒸発皿がないものや、水抜き手順が異なることもあるので必ず説明書を読んでみよう。

 

6.冷蔵庫内の掃除をしよう!

・冷蔵庫の中や周りについた水分を拭き取ろう。

 

7.電源のコードは、冷蔵庫本体にガムテープで貼って邪魔にならないようにしよう!

冷蔵庫を運ぶ最中にぶらさがったコードなどにつまずくと危ないので、コードなどは冷蔵庫本体につけておく。

 

❷冷蔵庫の掃除方法

 

冷蔵庫の中身が空っぽになることは、引越しするときぐらいしかないので、この機会に冷蔵庫の中をしっかり掃除しよう!

<冷蔵庫内のお掃除の手順>

1.冷蔵庫の仕切りや製氷皿などを取り外す。

2.取り外した付属品は、台所用洗剤とスポンジを使って洗って乾かす。

3.冷蔵庫内の掃除は、よく絞った布で拭く。

4.頑固な汚れが付着している場合は、薄めた台所用洗剤を布に吸わせて拭こう。

5.最後に乾いた布、もしくはきつく絞った布で洗剤などを拭きとる。

6.冷蔵庫の外装やコードには、調理で飛んだ油やホコリが付着しています。薄めた台所用洗剤や住居用洗剤を使って、布で汚れを拭き取ろう。

 

ゴムパッキンの部分の掃除は・・・

冷蔵庫の扉のゴムパッキン部分は汚れが付きやすい場所。ゴムパッキンの中は綿棒や割り箸の先にガーゼなどを巻きつけて掃除するのがおすすめ。

 

重曹水で掃除するのも効果的!

水(100ml)にたいし、小さじ一杯の重曹をスプレーボトルに入れてよく混ぜる。 重曹水を含ませた布で冷蔵庫内を掃除し、最後に水拭きしよう。

 

❸冷蔵庫を運ぶときに気をつけること

 

 

<冷蔵庫の運搬で気をつけること>

 

1.運搬時は、真横に傾けないようにしよう!

傾かせると、コンプレッサーの中に入っている潤滑油に使われるオイルが、冷却器に入りこむ可能性がある。そしてさらに新居に到着後すぐに電源を入れてしまうと、故障の原因になる。

 

2.冷蔵庫の搬入後は、引越し業者に置く場所を的確に指示する。

ファミリータイプの重い冷蔵庫は後から動かすことが難しい。引越し業者に搬入してもらう際には、あとから移動することがないように設置場所を明確に伝えよう。前もって新居のどこに冷蔵庫を置くか考えておく&高さや幅なども測っておくこと。また設置する際は、直射日光が当たる場所などは冷えが悪くなって電気代がかさむことがあるようなので、なるべく避けるようにしよう!

 

3.引越し後、冷蔵庫の電気はすぐにつけてはいけない。

新居への搬入が終わっても、すぐに電源を入れないように注意してください。
運搬時の傾きや振動で、不安定になった冷却装置内部を安定させるためにも、設置後は、1時間程度おいてから電源を入れるようにしましょう。

4.電源を入れた後は、庫内が十分に冷えてから食品を入れるようにしよう。

庫内が冷える目安は、冬場であれば2〜3時間、夏場であれば約10時間。効率良く冷やすため、ドアの開け閉めはなるべく控えるようにしたい。

 

 

いかがでしたでしょうか。一人暮らしの頃は調理を全然しなかったので、空っぽの冷蔵庫でしたが、今やファミリータイプの冷蔵庫で、ある程度食材が常に入っているようになりました!成長したな〜。とにかく引越しのときは、計画的に冷蔵庫の中身を使っていきましょう!食べ物を捨てることのないようにしたいですね!

 

(絵・文/ながれだあかね)

 

 

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この記事を書いた人

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