植物の運搬を引き受けてくれる引越し業者は?植物の梱包のしかた
ウチコミ!タイムズ編集部
2019/04/24
こんにちは。うっかり水やりを忘れて植物をドライフラワーにしてしまうあかねです。お花や植物などがあると生活がとても華やかになりますよね。ただ植物が増えすぎると引越しのときに大変なことも!今回は引越しのときに行う梱包方法や植物の引越しができる引越し業者をご紹介します。
引越し業者には、運ぶのを拒否できるものがある。たとえばペット、ピアノ、美術品、骨董品など、運送にあたって特殊な管理を必要とするものがそれにあたる。意外だけれど、植物も運ぶのを拒否できるものだ。それは長時間の引越しによって植物が枯れるリスクもあるし、高価な盆栽などは何かあっても補償ができないからだ。
もし引越し業者に植物の運搬をお願いする際は、下記のことを踏まえた上で依頼したい!
引越し業者に頼むリスク
・引越しの最中に水やりや温度管理をしてもらえないため、弱い植物は枯れる可能性がある。
・植物が破損したり枯れた場合、引越し業者では補償が効かないことがある。
・他の荷物と一緒にトラックに載せるため、あまりに大きな植物は運ぶのが難しい。
・植物が入ったダンボールは重ねて運ぶことはできないので場所をとる。引越し料金がかさむ可能性もある。
植物の運搬を引き受けてくれる引越し業者は?
一般的な観葉植物程度の大きさなら、家財に支障がない範囲で輸送することが可能。水や土がこぼれないように梱包して運ぶため、輸送中にしおれないような工夫が必要。梱包材は、アート引越しセンターのものを使う。
※トラックで運べないサイズの植木や、しおれやすいものは運べない。
(画像参照/アート引越しセンター)
植物に関しては、枯れや損傷などが発生しても補償の対象とならない上で運ぶことは可能。大型の観葉植物は積み重ねて運ぶことができないので、かなりの積載スペースが必要。大きさや個数によっては輸送手段に影響して見積もり金額が増える可能性がある。
(画像参照/日通)
遠方の引越しに強いムービングエス。引越しをするとTポイントがもらえる特典も。さらMOVINGS(ムービングエス)のブログによると、観葉植物の遠方配達が可能。
(画像参照/ムービングエス)
植物は運べないことはないが、植物の枝が折れたり枯れたりしてしまっても、補償することはできない。
(画像参照/サカイ引越しセンター)
植物の運搬を引越し業者に依頼したら・・・
・梱包について指示やアドバイスがないかあらかじめ聞いておこう!もし引越し業者が見つからない場合は、植木鉢をしっかり梱包して宅配で送るのもあり!
引越し業者を使ったり、あるいは自分の車で運ぶにしても、植物の梱包は厳重にしなければいけない。なぜなら植物からは水分がでるため、梱包が適当だと他の家財などが濡れてしまう恐れがあるから!
1.背の低い観葉植物を梱包する方法
(1)事前に水抜きをしておこう。/2日くらい前から、水をあげないようにしよう。
(2)植木鉢の底を新聞紙などで包む。
(3)ビニール袋に入れる。/できれば二重にすると安心。
(4)ビニール袋の取っ手はふわっと結ぶ。
(5)ダンボールに入れる。
(6)ダンボールの余ったスペースは、鉢が動かないように余った新聞紙などを入れて固定しよう。
2.背の高い観葉植物を梱包する方法
(1)〜(3)までは上記と同様。
(4)新聞紙(あるいはダンボールなどで)ぐるりと囲みカバーを作る。
(5)ビニール袋の取っ手が邪魔であったらカバーにガムテープでつけておこう。/持ち運びは、鉢の底をもつこと。
(6)ダンボールに入れる。
(7)ダンボールの余ったスペースは、鉢が動かないように余った新聞紙などを入れて固定しよう。
※植木鉢をダンボールに何個も入れてしまうと、重みでダンボールの底が抜ける恐れもある!無理せず小分けにしていれよう。
「植物を持っていくのは諦めよう・・・。」と泣く泣く植物を処分することもあるだろう。
植物はどのように処分したらいいのだろうか?
★植物は、ほとんどの場合「燃えるゴミ」として出せる。
たとえば草むしりした雑草なども燃えるゴミで出すことができる。
観葉植物など、大きいものは50センチ程度に切って、紐で束ねて出そう。
★多くの自治体で「土や砂、石」は、ゴミとして出すことができない。
大量の土を一度で捨てることはできないが、土を何回かにわけて少しずつ燃えるゴミに混ぜるなどして処分しよう。土を販売している園芸店やホームセンターなどで不要の土を回収しているところもある。
土を回収してもらえるホームセンターは?
ユニディホームセンター
コンテナーがあるのでそちらに自由に捨てるようになっている。ただ基本的に捨てられるのは、ユニディで購入した人に限る。
島忠
島忠は、家具専門店とホームセンター。不用品引き取りサービスのなかに、「土の引き取り」も含まれている。(園芸品売り場がある島忠のみ)また購入した商品と同等・同数の不用品の引き取りを無料で行うものなので必ず他のものを購入しよう。
いかがでしたでしょうか。植物の引越しをする際は梱包のしかたに注意してみてくださいね!いろいろな植物を育てられるようになりたいな〜。
(絵・文/ながれだ あかね)
この記事を書いた人
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