不動産業界でもクレジットカード対応が当たり前に
ウチコミ!タイムズ編集部
2014/12/20
では、不動産業界に於けるクレジットカード対応は今後どうなって来るのでしょうか?その為には、まずクレジットカードの長所と短所を考えて見ましょう。
【賃貸業界でのクレジットカードの長所】
- 現在手元にお金が無い人でも、転居をする事が出来る様になる。
- クレジットカードの「リボ払い」を利用する事で、契約金の分割払いが利用できる。
- クレジットカードを利用する事でポイント等が貰えるようになる。
- お金を貯める時間や、ボーナスまで我慢するなどが無くなる可能性がある。
- 銀行の営業時間を気にしたり、まとまった現金を持ち歩く事もない。
【賃貸業界でのクレジットカードの短所】
- カード手数料を不動産業者か貸主が負担しなければいけない。
- お金が貸主等に届くまでにタイムラグがある。
上記のような所でしょうか。短所があまり多く無いですね。ご覧になっている皆さんはどう感じていますか?
クレジットカードは、現在の世の中で外して考えるのは非常に難しくなっています。反対に、不動産業界では今まで取り扱われていませんでしたが、ここへきて「一部の不動産会社」が取扱いを始めています。
実際に、先ほど「長所と短所」をお話ししましたが、長所が目立ちます。これからは、間違いなく「クレジットカードの」が取り入れられてくることは間違いないでしょう。
そんな中で、一般化されていない今が取り入れるチャンスでもあります。まとまったお金を使うのに二の足を踏んでいる方、ボーナスの時期まで待とうとしている方など沢山いると思われます。いわゆる潜在的な顧客です。
人口減少や、空き家問題が取りざたされている中で、潜在的な顧客の発掘は業界自体の趨勢をかえるかもしれません。現に、昔に比べて「賃貸住宅の出入り」は若い人ほど、こだわりやしがらみ無く気軽に行なわれる時代になって来ています。消費者側(借主側)の選択肢が増えて、その情報がいきわたっていくにつれて効果が表れてくると思います。
そんな中で、古い体質の不動産業者や目先の負担を気にする不動産業者は乗り遅れて行くだけでしょう。世の中を見て見れば「クレジットカード」が取り扱われていない業界も殆どありません。大家さんも、これからの流れを早い時期に掴んで「賃貸経営」を有利に展開すべきと思います。
ただ現時点では、前回からお話ししている通り問題が無いわけではありません。そのような問題に取り組み開発する「お手本になる不動産業者」もいます。その辺りを参考にしたり、積極的に参加したりして、新しい潜在顧客を開拓できる準備をお勧めします。
今から始めて行く人たちには、間違いなく「創始者のメリット」が享受できると思います。悪い材料や、良くない統計資料は世にゴマント存在しますが、それを集めていてもどうにもなりません。少しでも良くなる工夫や、良くするための挑戦の方が大切だと思います。
入居者向けにクレジットカードが初期費用で利用できる物件をまとめたものを集めています。物件をお探しの方は是非ご覧になってみてください。
特集 初期費用クレジットカード利用可能物件紹介
この記事を書いた人
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