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若い世代の貯蓄額の平均はどれくらい?

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貯蓄の大切さは年齢を重ねるほど分かるといいますが、実際には将来のことを真剣に考えて貯蓄している若い方も多いのではないかと思います。しかし他人の懐事情というのはなかなか知れるものではないので、自分の貯蓄額が平均と比べてどうなのかという相対的な評価をする機会はあまりないですよね。そこで今回は20~30代の若い世代の方達が貯蓄に対してどう考えているのか、平均的な貯蓄額はいくらくらいなのかを紹介したいと思います。

貯蓄を始めるのは若いほどいい?

「貯蓄をするならとにかく若いうちに始めたほうがいい」とよくいわれていますが、実際に若いうちから貯蓄を始めることには以下のようなたくさんのメリットがあります。

借金をしなくて済む
ある程度の貯蓄があれば、欲しいものや必要なものが急に出てきても借金をせずに購入することができます。借金をしなければ、借金をしたときに発生する利息の分だけ安く買えることになるので、その分お金が残ります。
保険が不要になる
貯蓄があれば病気や怪我といった不測の事態が発生してもお金の心配をしなくてよくなるので、毎月の重い負担となる保険料の支払いが無くなります。その分を貯蓄に回せば、さらにお金が貯まるスピードが早まることでしょう。
資産形成が有利になる
貯蓄を今すぐ使わないお金として扱えるため、有利な金融商品に回すことができます。すると高い金利が付きやすくなるため、それをさらに投資に回せば資産形成のスピードが早くなります。

意外に多い? 20~30代の平均貯蓄額

ここまで貯蓄をすることの重要性、有効性を述べてきましたが、それでは実際に20~30代の平均貯蓄額を見てみることにしましょう。

2015年5月の「総務省家計調査」によると、平均貯蓄額は20代の単身世帯で200万円、ファミリー世帯で220万円となっています。そして30代では単身世帯で461万円、ファミリー世帯で370万円となりました。30代のファミリー世帯は子供に要する費用が大きくなるので、単身世帯とはかなり金額の開きが出てきています。それでも400万円近い金額をキープしているところを見ると、子どもに掛かるお金を早い段階から手当てしている様子が伺えます。

上記の金額と比べてご自身の貯蓄が多い、少ないと一喜一憂する必要はありません。それよりも大切なのはご自身の将来を見据えた上で貯蓄が足りているのか、またはそうではないのかという自己判断です。将来を見据えた上で少ないと感じたのであれば、これを機に今からでも貯蓄を始めてみましょう。

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この記事を書いた人

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