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シェアハウス探しから入居手続きまで(5)

ひとり暮らしからシェアハウスへ! 賢く身支度しよう

内野匡裕

2016/03/17

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引っ越し前に断捨離のすすめ

 シェアハウスの場合、物件によって差はあるものの、ひとり暮らしの物件に比べて個室や収納スペースは狭くなることが多いです。シェアハウスに引っ越す場合、引っ越し前に住んでいた部屋のクローゼットのなかの洋服や小物はもちろん、玄関に置いていた靴も、特に収納場所などがなければ、自分の個室に持ち込むことになります。

 そこでおすすめするのが、断捨離です。同じ家に長く住んでいると思い出の品が増えたり、それほど着ない洋服をしまいこんでいたり、所有する物が増えがちです。引越しは自分の持ち物を本当に必要か見直すいい機会と思って、本当に必要なものかひとつひとつ見ていきましょう。

 たとえば、どうしても増えてしまいがちな洋服、靴、CD、本などはどうでしょうか。

 CDや本は、引っ越し先のシェアハウスに、住人同士でシェアできる棚があれば持っていくのもいいでしょう。みんなでDVDや漫画を持ち寄って、リビングで漫画喫茶のように楽しんでいるシェアハウスもあります。また、そのまま持っていなくてもいいかな、というものであればデータ化するのもひとつの手です。

 洋服や靴であれば、1年以上着ていないものや履いていないもの、傷みがあるけれどなかなか捨てられなかったものを処分してしまうのもいいでしょう。そうすれば、自分がよく使うものだけ残すことができます。

 すぐに決められない場合は「必要なもの」「不要なもの」以外に「迷うもの」を残しておいて、たとえば1週間にもう一度判断するなど、期間を決めて再考するといいでしょう。断捨離上手な友達がいれば、一緒に決めてもらうのも心強いものです。

 家具や家電は備えつけのため、基本的に大型の家具や家電は不要となります。空気清浄機や加湿器、個室用のヒーターなど小型のものは残して、冷蔵庫や洗濯機などは処分しましょう。趣味のコレクションなど、引っ越し先に持ち込めないけれど、どうしても処分できないものがあれば、トランクルームを使うのも手段のひとつです。後悔しない選別をして、気持ちよく引っ越しをしましょう。

オークションやフリーマーケットを利用

 処分する持ち物のなかには、思っているよりも高く売れるものもあります。ネットオークションであれば、携帯のアプリで写真を撮って簡単に出品できるものがあるので使ってみてはどうでしょうか。洋服やアクセサリー、靴など、出品している人がどのような説明をしているのか見てみるだけでも参考になりますよ。

 ハンガーにかけて柄や色がきれいに見えるように工夫したり、売るものを組み合わせてコーディネートしてみたりすると見栄えがよくなります。同じブランドのカテゴリーをチェックして相場を見ながら、買った値段の10パーセントほどを目安に値段をつけるといいでしょう。

 値段を気にせず一度に売ってしまいたいときは、仲間同士で集まってフリーマーケットに参加するのも手です。若い人が多めのところや主婦層が多いところなどいろいろあるので、インターネットで事前にチェックして参加しましょう。

 それから、意外と売れるのが本です。特に出版されてそれほど経っていないビジネス書や漫画のシリーズ、専門書は買い取り額が高いことが多く、ちょっとしたお小遣いになることもあります。最近は住所を入力するだけで段ボールや集荷の手配までしてくれるサイトもあるので、一気に整理したいときはそのようなサービスを活用しましょう。

不要なものはリサイクル

 家具や家電を処分するにしても、まだ使えるのにそのまま粗大ゴミとして捨てるのはなんだか勿体ない気もします。とはいえ、回収してもらうのにもお金がかかりますので、そんなときは、お金にすることはそれほど期待せずにリサイクルショップに引き取ってもらいましょう。

「家電 リサイクル 東京」など、地域名を入れて検索してみると近くのショップが調べられます。物によっては値段がつかないこともありますが、一緒に回収してくれることもあるので相談してみましょう。

 また、ユニクロや無印、H&Mなど大手の企業では古着のリサイクル活動を行なっているので、回収ボックスを設置している店舗に持ち込むのもいい方法です。せっかく買った衣料品が捨ててゴミになるより、誰かの役に立ったほうが嬉しいですよね。

 紹介したブランド以外にも、服のリサイクルを行なっている企業は多く存在します。近くにリサイクルできる場所があるかどうか、捨てる前に調べてみるといいでしょう。

 ものを整理して見も心も軽くしておくことは、新生活を始めるにあたってとても重要なステップです。持ち物をシンプルにすると、心の風通しがよくなります。身の回りをスッキリさせて、新鮮な気持ちでシェア生活のスタートへ向かいましょう。

参考サイト:FUKU-FUKUプロジェクト( http://fukufuku-project.jp/

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この記事を書いた人

株式会社彩ファクトリー 代表取締役

10年前に国際交流経験を求めてシェアハウスに入居。自分自身が体感した「人との交流から得られる気づき、学び、視野の広がり、共に体験し、感動できる喜び」を、社会に受け入れられやすい形にリメイクして届けたいと、シェアハウスの事業化を決意する。 以来、勉強のために10物件に住み、200物件以上を見学、シェアハウス運営会社を副社長として設立し、デザイナーズシェアハウス4件を運営。その後、独立して株式会社彩ファクトリーを設立。 ひとり暮らしでは得られない「体験」の得られる環境にこだわり、コンセプトシェアハウスを17件プロデュース。全330室を運営。 起業家が切磋琢磨を楽しむ「起業家シェアハウス」は、起業家同士が日常的に相談し合い、刺激を与え合い、目標の実現を加速することを目指して運営。共用のセミナールームにてさまざまなビジネスイベントを開催している。これまで4年間運営し、上場企業の創業者や年商50億円規模の経営者も入居している。 また、「英語漬けシェアハウス」では、外国人が20パーセント以上となるように調整し、共用ラウンジでは英語で話すことをルール化、シェアハウス内で週2回の英会話レッスンを開催する。また、毎月国際交流パーティーを開催し、外国人との国際交流を日常化している。 その他、シングルマザーシェアハウス、東大合格シェアハウスなど、多くのコンセプトシェアハウスをプロデュースする。 彩ファクトリー http://irodorifactory.com

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