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失敗しない家具・インテリアの選び方(15)

リモコンや郵便物をすっきり整理。リビングが美しくなる収納グッズ

桑田 唯桑田 唯

2016/03/17

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リモコンスタンドでリビングがすっきり

家族がリラックスできる空間であるリビングですが、リモコンや雑誌、新聞など、ちょっとしたものがいつの間にか散らかってしまう…、ということはありませんか? 片づけても片づけても散らかってしまうのは、ものの定位置がちゃんと決まっていないからかもしれません。

ここでは、リビングをもっとスッキリと快適にできるような収納グッズについてご紹介したいと思います。

ものが散らからない部屋にする大原則は、ものを置く定位置をつくることです。なんとなくテーブルの上に置くというくらいの曖昧さだと、結局いつの間にか別の場所に散らばってしまうので、トレーやラック、スタンドなどを活用してゾーニングをし、それぞれのものを置く定位置を決めてしまいましょう。定位置が決まったら、ちゃんと家族にもその情報をシェアすることも大切です。

リビングに散らかってしまうものの代表といえば、テレビやDVDプレーヤー、エアコンなど、さまざまなリモコンではないでしょうか? 最初はソファテーブルに置いていても、ソファで使ってそのまま置いてしまったり、ダイニングテーブルに放置してしまったり…。リモコンのデザインはおしゃれとはいえず、生活感が出てしまうからこそ、ひとつにまとめておきたいものです。

そこでおすすめしたいのが、リモコンスタンドの導入です。縦長のリモコンをいくつもテーブルに置いておくと場所をとってしまいがちですが、立てて収納できるととてもすっきりします。最近ではiPadや眼鏡を置けるタイプのリモコンスタンドもあります。

リモコンの数がそんなに多くない場合は、レザーのトレーを置いて、そこをリモコン置き場にするのもおすすめです。

また、ダイニングでも同じくらいリモコンを使いたいという場合は、ダイニングにもリモコン置き場をつくってもいいかもしれません。

郵便物の置き場所もつくろう

毎日のように届く郵便物ですが、ついつい溜めてしまいがちではありませんか? 郵便物はかさばりやすいので、その辺へぽんと置いておくとどうしても目についてしまいます。また重なりすぎると、ちょっとした衝撃で雪崩のようにくずれてしまうのもストレスのもとです。

そこで、郵便物を置く定位置をつくることをおすすめします。はがきや封書など郵便物のサイズはいろいろですが、大きいものだとA4サイズの封筒で届くこともあるので、それがちゃんと入るようなサイズを選びましょう。

選択肢としては、郵便物を縦に立てられるスタンド、平置きができるトレー、壁につけられるポケットタイプのものがあります。スタンドはあまりスペースをとらずにスッキリ置けますが、縦に立ててしまうと郵便物の表側が見えないので、確認するときもいちいち全部取り出さなければなりません。そのため、しまったまま放置してしまうことも…。

個人的には、少し場所を取りますがトレータイプがおすすめです。一目でどんな郵便物があるかわかりますし、重ねて置いてあっても片手でもちあげるだけで下にある郵便物を確認することができます。

壁にかけて使えるポケットタイプは省スペースですし、透明なものであれば郵便物の表側を見ることができるので、スタンドとトレーのいいとこ取りといったところでしょうか。

ただ、どのタイプを使ったとしても、郵便物を入れっぱなしだと結局は溢れてしまうので、あくまでも一時的な置き場として利用すること。定期的に整理・仕分けをするようにしましょう。

以上、リビングの小物の収納方法についてご紹介しました。

ものの定位置をつくると見た目がすっきりするだけでなく、部屋を片づけるときに「どこに置こうか」という迷いがなくなるので、仕事がはかどりますよ。「あれはどこ?」と行方不明になることも少なくなるのではないでしょうか。リビング以外でもぜひ活用してみてください。

 

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この記事を書いた人

インテリアコーディネーター

大学時代に建築を学び、雑貨バイヤーなどを経てインテリアコーディネーターの資格を取得。海外のインテリアや家具、その国ごとのライフスタイルや歴史に興味を持ち探求中。ワーキングホリデーでパリに滞在する。理想の住まいは、木や石などの自然な素材で作られた、秘密基地のような家。

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