意外と知らない亀のこと! 亀の飼育と引っ越しの仕方
ながれだ あかね
2019/09/29
こんにちは。ながれだあかねです。夫の実家ではカメを飼っています。22歳のメス「カメ吉」です。メスですが「カメ吉くん」と呼ばれています。(オスだと思って飼育をはじめたけど、病院につれていったらメスと言われたそう。)亀はいつもマイペース。じっとしたりゆっくりと動いたり、見ているとなんだかこちらまでのんびりしちゃう・・・。そして健康に育てることができれば亀は長生きなので、30年くらい生きるそう! パートナーとして長いあいだ私たちと共にいてくれる存在なのです!
亀のオスとメスはどうやってわかるの?
性別を見分けるのは、カメの尾っぽがポイント!オスの尾っぽは、太くて長いんだ。そして総排泄孔が、こうらのふちより外側にある。メスは尾っぽが短くて、総排泄孔がこうらのふちより内側にある。
亀を飼育したら、いっぱいナデナデしたいな〜!
亀はとてもデリケートな生き物なんだ……。しつこく触りすぎると、ストレスが溜まって食欲不振になるので、お手柔らかに。
紫外線をあびることは大切! だけど熱中症には注意して!
亀の飼育環境
必ず水場と陸地を作ろう! 水場がないと育てることはできない。水場は、亀の全身がつかれる水の深さにしよう。さらにカメには日光浴も必要なので、亀が登れる石を用意しよう。また餌の食べ残しや糞、尿が蓄積すると、水が腐って匂いが発生する。夏場はとくにまめな水変えをしよう。
水替えを楽にするには、フィルターが便利
水槽に設置するだけで、水中のアンモニアなどの有害物質をろ過して水をきれいに保ってくれる。フィルターがついている場合は、週に一度の水替えでOK。
残った餌が多いと水が汚れる原因になるので、食べ残しがないように餌を与えることも大切!
亀の餌は?
市販の栄養バランスを考えられて作った亀の餌を与えよう。
ほかには・・・
動物性のもの:にぼし、ミミズ、冷凍アカムシなど。
植物性の餌:ゆでた小松菜、キャベツ、にんじん
亀を飼育するための初期費用の目安
亀自体:500円〜(高級なもので、1万円以上するものまで)
亀の水槽:1000円〜2000円
紫外線ライト:2000円
バスキングライト:2000円
エアレーションポンプ:1000円
水中ヒーター:2000円〜3000円
陸:500円
餌:1000円
すべて合わせても、1万円程度から飼育準備が可能。
亀を引っ越しさせるには、自動車などで自分で連れて行く方法か、宅配業者などペットの輸送サービスを利用する方法がある。
車に乗って自分で運ぶときに気をつけること!
助手席や後頭部席の足元に水槽を置く、あるいは膝の上でかかえるように持って、振動を少なくすることが大切! 車内の温度に注意して、水槽に直射日光があたるのは避けよう。冬はアルミシートをくるむなど工夫をしよう。また車酔いをする可能性があるので前日や運転直前に餌を与えないようにしよう。箱を厳重に梱包してカメが酸欠になったりしないようにしよう。必ず空気穴を忘れずに作ること。
長距離の引越しの場合は、専門のペット輸送会社に依頼しよう!
出典/ワンニャンキャブ
※犬猫意外のペットも地域によって輸送可能。相談が必要
カメは基本的に室内で飼育できる生き物です。しかし「ペットの飼育不可」とかいてある物件では、カメを飼うのも禁止していることもあります。トラブルを避けるため、まずは大家さんに相談することが大切です。部屋探しの時点でカメの飼育が可能か確認してみましょう!
この記事を書いた人
イラストレーター・ライター
武蔵野美術大学芸術文化学科卒業後、幼児教室にて絵の講師、不動産インターネットメディア事業「ウチコミ!」の広報部を経て、独立。現在はイラストレーター・ライターとして活動中。「お部屋探し」をテーマにした四コマ漫画を始め、似顔絵、結婚式のウェルカムボード、音楽をテーマにした作品を制作。水彩画を中心とした絵を描く。趣味はラジオと落語を聴くこと。 イラスト等のご依頼・ご相談は、下記URLのContactよりお気軽にお問い合わせください。 ながれだあかね 公式ホームページ https://nagaredaakane.morutto.com/