ダイヤル錠のポスト、本当に施錠できてる!?「ダイヤル、ちょこっと回し」は危険
ウチコミ!タイムズ編集部
2019/05/20
こんにちは。あかねです。マンションやアパートなどの集合住宅のポスト。部屋を借りるときに不動産会社や管理会社から番号を教えてもらいました。しかし入居してみて、さあ大変!ダイヤル錠のポストだったのですが、開け方がよくわからなくて困っちゃいました!今回はポストの開け方と正しい施錠の仕方をお伝えします!
アパートやマンションなどの集合住宅には、エントランス付近に各部屋のポストがまとまって設置されていることが多い。
どんな種類のポストがあるか、一般的なものをご紹介します!
1.ダイヤル錠のポスト
(参照画像:Nasta公式ホームページ)
2.可変ダイヤル錠
(参照画像/Nasta公式ホームページ)
3.シリンダー錠
(参照画像/栃木屋オンラインショップ)
4.プッシュボタン錠
(参照画像/Nasta公式ホームページ)
5.可変プッシュボタン錠
(参照画像/Nasta公式ホームページ)
※掲載しているすべての写真は2019年5月現在の情報です。
メーカーやタイプによって開錠の方法は多少異なるけれども、基本的な開け方は一緒。
仮にダイヤル錠ポストの暗証番号が「左:6、 左:4、 右:1」だとして・・・
✳︎「左6」の操作
・ダイヤルを左に2回転以上回して、上の印に「6」を合わせる。
※2回転以上回すことでリセットされる。
※図は0を上にしているが、必ずしも0を上にしてから回す必要はない。
✳︎「左4」の操作
・ダイヤルを左に回して数字4を合わせる。
✳︎「右1」の操作
・右に回して「1」を合わせる。
・つまみを引くと開錠する。
間違えたり数字が印からずれたら、最初からやり直そう!
※メーカーや製品によっても方法が多少異なる場合があるのもし開かない場合は説明書を確認してください。
ダイヤル式ポストでやってしまいがちなのが、施錠するとき。暗証番号の最後の数字から、ダイヤルを2・3個ずらして施錠したつもりになっていたら、ダメ!!
→「ちょこっと回し」は、施錠できない。
施錠するときは、必ずダイヤルを左右どちらかに1回転(360度)以上回す。
もし一回転以上回さないとどうなるのだろうか?
試しに自宅のポストで、閉めるときに「ダイヤルをちょっこと回し」をして閉めた。そのあとで0~9までの数字を一つずつ回して空くか確認してみた。すると暗証番号(3桁)の最後の番号に合わせるとポストの蓋があいてしまったのだ!=もし悪意をもった人がポストの0~9までを一つずつ回していけば、簡単にポストが開いてしまうのである!
必ずダイヤル錠のポストは、1回転以上回して施錠しよう!
いかがでしたか。意外と見落としがちなポストの正しい施錠方法。私も家族や友人にヒアリングをしましたが、「知らなかった!」という人が続出しています。大切な郵便・個人情報が盗まれないためにもポストの施錠はしっかりと行いましょう!
(絵・文/ながれだあかね)
この記事を書いた人
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