一口コンロでも自炊を効率的に行う工夫は!?
2025/08/27

物価高のなかでの一人暮らし。節約のためにも自炊をしたいですよね! しかし、キッチンは、一口コンロ。一口コンロだと、同時に料理ができなくて、調理の効率が落ちちゃいそう……。そこで今回は、一口コンロでも作業効率が落ちない工夫をご紹介します!
❶一口コンロのメリットとデメリット
<一口コンロのメリット>
- 汚れる部分が狭いので掃除が楽
- 家賃が比較的安い
- キッチン用品を置ける場所も狭いので、物が増えにくい
- 物件数の選択肢が増える
<一口コンロのデメリット>
- 料理を同時に作れない
- 使い終わった鍋を一度片付けないと、次の鍋が置けない
- グリルが備わっていない
❷ワンパン料理ってなに?
〜ワンパンでこんなものができる〜
ワンパンとは、一つ(one)のフライパンで、全ての料理を完成させる調理法のこと。洗い物も減って時短になります。一口コンロの味方のレシピです! また料理の過程を効率的に減らすことで、光熱費の節約にもなります。
- パスタやペンネ/水と塩、パスタ、野菜とベーコンを一緒にいれて茹でる。水分が少なくなったら、牛乳と粉チーズを入れてカルボナーラ風に。またはトマト缶とツナでトマトパスタ風になります。
- チャーハン/余った具材や冷やご飯などでも手軽に作れます
- 親子丼や牛丼
<ワンパンレシピのコツは?>
- 具材+調味料を一気に入れて煮る・蒸す・炒める
- 主食、タンパク質、野菜を一つのフライパンで仕上げる
- カット野菜や冷凍野菜(たとえばほうれん草、ミックスベジタブル、たまねぎなど)などを活用すると、洗い物も増えずさらに時短になる!
❸電気調理器具の併用で、一口コンロでも問題なし!
電子レンジや電気調理器を活用すると、一口コンロでの調理も時間短縮できます。
<電子レンジで野菜を下茹でする>
- コンロは「炒める」「焼く」専用にする
- 電子レンジで野菜を柔らかくしておく(じゃがいもを潰して、他の野菜やマヨネーズであえればポテサラとして一品料理も!)
<電気ケトルでお湯を沸かし、スープ・味噌汁・パスタを茹でるお湯用に>
- 真水から沸かすより時短になる!
- 味噌汁の具材を味噌で丸めた「味噌玉」。味噌玉を電気ケトルのお湯で溶けば、鍋を使わずに味噌汁の完成!
<電気圧力鍋も併用しよう>
- 高温高圧で調理を行うので短時間で食材を柔らかくできる
- 煮物、シチュー、カレー、ラタトゥイユ、カレイの煮付けなどができる
- 時間と圧力のレベルを設定すれば、その場から離れていても大丈夫
<あとがき>
一口コンロで毎度ご飯を作るのに時間がかかる場合は、「つくおき」が便利です! ちなみに我が家のつくおきは、「薄力粉・強力粉」で生地を作った冷凍ピザ。作るのは少し時間がかかるけれど、オーブンレンジで焼けば食べられるのでお手軽です。それに強力粉は、餃子や食パンにも応用できて、これらも冷凍が可能! 野菜をのせたピザは、子どもたちが唯一、野菜を素直に食べてくれる貴重なつくおきなんです……。
(絵・文/ながれだあかね)
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この記事を書いた人
イラストレーター・ライター
武蔵野美術大学芸術文化学科卒業後、幼児教室にて絵の講師、不動産インターネットメディア事業「ウチコミ!」の広報部を経て、独立。現在はイラストレーター・ライターとして活動中。「お部屋探し」をテーマにした四コマ漫画を始め、似顔絵、結婚式のウェルカムボード、音楽をテーマにした作品を制作。水彩画を中心とした絵を描く。趣味はラジオと落語を聴くこと。 イラスト等のご依頼・ご相談は、下記URLのContactよりお気軽にお問い合わせください。 ながれだあかね 公式ホームページ https://nagaredaakane.morutto.com/