ウィリアム・モリスってだれ? お部屋に飾ると垢抜ける100円グッズ
ながれだ あかね
2023/06/07
私はアンティークが大好き! 我が家の棚はアンティーク風にしたのですが、飾るものが意外と限られてしまうんですよね〜。家具だけがアンティークでも、その他のものが釣り合っていないと、なんだか垢抜けない・・・。今回は、アンティークな雰囲気にぴったりな「ウィリアム・モリス」のデザインをご紹介します!
❶ウィリアム・モリスってだれ?
ウィリアム・モリスは、 1834年に生まれたイギリス出身の、詩人、作家、テキスタイルデザイナーです。自然の樹木や草花をモチーフにし、美しいパターンデザインを生み出しました。その優美なデザインは家具や壁紙、カーペット、タペストリーなど、インテリアを彩ります。ウィリアム・モリスの名言は「役に立たないものや、美しいと思わないものを、家においてはいけない」というもの。「生活に必要なものこそ美しくあるべき」と主張して、生活と芸術を統一することを目的とした「アーツ・アンド・クラフツ運動」を展開し、「モダンデザインの父」とも呼ばれています。
❷100円で手に入る! ウィリアム・モリスの人気柄
「美しいと思わないものを、家においてはいけない」と言われましても・・・美しいからってそんなに値が張るものは手に入れられませんよね。安いものだって、人が要らないと思うものだって、自分自身が「これには価値がある!」「素敵!」と思えば、それは美しいものだと思うのですよ。
さて、100円ショップのセリアでは・・・なんとウィリアム・モリスがデザインしたテキスタイルのグッズが手にはいるのです!
・ いちご泥棒
こちらは、「いちご泥棒」の柄のボックス。私は、コースターや箸置きを入れるボックスにしています。紙でできていますが、内側も赤い紙でコーティングされているので、開けてもチープ感がありません! 赤や黄色も含まれる特徴的な柄なので、小さな小物にはぴったり。お部屋のアクセントになります。
・ ウィローボー(柳の枝)
これは即買いしてしまった「ウィローボー」柄の電卓です。テムズ川の川べりに茂る柳の木々から影響を受けたデザインとされています。モリスもお気に入りだったとか・・・。仕事場のデスクに置いてあったら、さりげなくオシャレ!
・ フルーツ
当初は「柘榴(ザクロ)」ともいわれていました。数種類の果実が描かれ、葉っぱは流れるような動きがあります。セリアでは、小さなサイズのジップロックになっていました。ポーチにいれても持ち運びがしやすく便利です! 絆創膏・薬入れやアクセサリー入れなどにしています。
今も根強い人気があるウィリアム・モリス。そのデザインの家具を買おうとすると、なかなかお値段が張るし、手を出しにくいですが・・・。こんなインテリアのアクセントになるプチプラグッズがあるとトキメキます。
❸白い壁はさようなら! お気に入りの壁紙を貼って賃貸でも垢抜けよう!
さて、ウィリアム・モリスのデザインを紹介してきましたが、外国では入居するときに入居者が壁に色を塗ったり好きな壁紙を貼ったりすることはあたりまえのようです。その点、日本の賃貸に多い真っ白なビニールクロスは、清潔感はあるものの、なんだか垢抜けない・・・。
そこで! 賃貸でも安心、貼って剥がせる壁紙(アクセントクロス)を貼ることでお部屋の印象をガラっと変えてみませんか?
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<あとがき>
「ウチコミ! 壁紙プレゼント」には、様々な柄の壁紙があります。中には、ウィリアム・モリスのウィローボーに似たデザインの壁紙もあって、とっても可愛いですよ! これは悩む!(※定期的に選択できる壁紙のデザインが変わることもあります。)
(絵・文/ながれだあかね)
この記事を書いた人
イラストレーター・ライター
武蔵野美術大学芸術文化学科卒業後、幼児教室にて絵の講師、不動産インターネットメディア事業「ウチコミ!」の広報部を経て、独立。現在はイラストレーター・ライターとして活動中。「お部屋探し」をテーマにした四コマ漫画を始め、似顔絵、結婚式のウェルカムボード、音楽をテーマにした作品を制作。水彩画を中心とした絵を描く。趣味はラジオと落語を聴くこと。 イラスト等のご依頼・ご相談は、下記URLのContactよりお気軽にお問い合わせください。 ながれだあかね 公式ホームページ https://nagaredaakane.morutto.com/