一瞬で乾く! 生乾き臭とは無縁になった手ぬぐい生活
ながれだ あかね
2023/07/26
毎日暑いですね。お風呂で汗を流して、いい香りがするバスタオルで体をふく・・・なんてCMのようなのは幻。わが家のバスタオルとハンドタオルは、部屋干しの蒸れたにおいが・・・。これでふいたら体まで臭くなりそう。そこで思い切って、タオルをやめました! 体や手をふくのは、すべて手ぬぐいに変えてみたんです。
❶手ぬぐいってなに? 手ぬぐいの歴史
<手ぬぐいの歴史>
手ぬぐいの歴史は古く、初めに出てきたのは平安時代。最初は高価なものだったので、神事などで使う装身具や日よけのための頭巾などに使われていたそうです。庶民にも広く普及しはじめたのは江戸時代初頭。江戸時代になると、綿は輸入ではなく国内で製造できるようになりました。すると庶民にも手拭きとして使われるようになりました。当時は、木綿の着物を作る際にでた端切れから作られることが多かったそうです。
❷手ぬぐいのメリット・デメリット
手ぬぐいで体を拭いているわが家。薄いから吸水性が心配かもしれませんが、使い込んだ手ぬぐいはバッチリお水を吸収してくれます。
<手ぬぐいのメリット>
- 吸水性がよい
- 肌触りがいい
- 生地がうすいのですぐに乾くし衛生的
- 折りたたむとコンパクトなので収納に場所をとらない
- 摩擦に強くて丈夫
- 拭くだけではなくいろいろな使い方ができる
- いろいろな柄があってかわいい
<手ぬぐいのデメリット>
- 切りっぱなしのため糸がほつれたり、絡まりやすい
- 生地がなじむまでは硬い
- 手ぬぐいのサイズはだいたい一緒でバリエーションがない
- 体をふくには2枚〜3枚必要になる
❸手ぬぐいのいろいろな使い方
わが家では手ぬぐいを二枚、幅が広くなるようつなげて、バスタオルとして使っています。手ぬぐいは、拭くだけではなく、いろいろな使い方ができて、とても便利で楽しいものなんです。
<手ぬぐいの使い方>
- 手拭きやバスタオルとして
- ご挨拶やお店の宣伝、名刺代わりに
- お弁当箱、ペットボトルなどを包む
- ティッシュカバー、ブックカバーなどに
- バンダナとして頭に巻く
- 保冷剤を入れて首にまき熱中症対策に
- テーブルクロスとして
- かわいい柄や絵の手ぬぐいは、額にいれて飾る
<あとがき>
手ぬぐいはなんといっても薄くてコンパクト! わが家には15枚くらい手ぬぐいがありますが、全く場所をとりません。厚手のタオルで場所をとっていた狭い脱衣所の収納スペースもすっきりしました! 手ぬぐいは旅先に売っていたりするのでお土産として購入するのも、普段使いできる思い出の品としていいですよね。
(絵・文/ながれだあかね)
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この記事を書いた人
イラストレーター・ライター
武蔵野美術大学芸術文化学科卒業後、幼児教室にて絵の講師、不動産インターネットメディア事業「ウチコミ!」の広報部を経て、独立。現在はイラストレーター・ライターとして活動中。「お部屋探し」をテーマにした四コマ漫画を始め、似顔絵、結婚式のウェルカムボード、音楽をテーマにした作品を制作。水彩画を中心とした絵を描く。趣味はラジオと落語を聴くこと。 イラスト等のご依頼・ご相談は、下記URLのContactよりお気軽にお問い合わせください。 ながれだあかね 公式ホームページ https://nagaredaakane.morutto.com/