ウチコミ!タイムズ

賃貸経営・不動産・住まいのWEBマガジン

オーナー・⼊居希望者・エージェント

『⼈×⼈×⼈』ウチコミ!トライアングル(1/2ページ)

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

北鎌倉にある『HAREYA鎌倉』。ここは、⼈と⼈との縁をつなぎ、⾮⽇常を楽しむことができるコミュニティースペースだ。このスペースを運営する津下恵⼦さんの前職は「セラピスト」。⼈に寄り添い、専⾨的な知識に基づいてさまざまな悩みを抱えている⼈たちのケアを⾏ってきたと⾔う。そんな津下さんは、築古⼾建てを購⼊、リフォームし賃貸物件として貸し出す賃貸住宅オーナーの顔も持つ。今までの経験が、どのようなかたちで賃貸経営に⽣かされているのか話を聞いた。(取材/尾崎 光  佐藤 美⽉・⽂/編集部)

⽗から受け継いだ“顔の⾒える⼤家”

——HAREYA鎌倉は素敵な空間ですね。

元々、セラピストとして働いていたり、ヨガをやっていた経験もあって、いろんなイベントができる場所を作りたかったんです。HAREYA鎌倉では、ヨガ教室や、シルクサスペンション体験会などを⾏っています。ほかにもさまざまな体験ができるスペースとして、利⽤する⽅々が⽇常を離れ、初めての体験に触れることで⼼地よく過ごしてもらいたいと思っています。


津下恵子オーナー。新感覚の空中エクササイズ「シルクサスペンション」の講師も務める

——賃貸経営を始めたきっかけを教えてください。

実は、実家が⼤家業を営んでいて、祖⽗の時代からなので私で3代⽬になります。今は実家の賃貸経営は甥っ⼦に任せていますが、⾃分でも3年前から物件を購⼊し、賃貸経営を始めました。主⼈がハウスメーカーに勤務していて、10年前から築古物件を購⼊し不動産投資を始めていたことも影響していますね。でも、まさか⾃分が⼤家業をやるとは思っていなかったんです。コロナ禍でセラピストの仕事が少なくなり、夫から「⼿伝ってほしい」と⾔われ、「そういえば、私は⼤家の娘だった!」って思い出して(笑)。⼿伝いながら、⾃分でもやるようになりました。⽗の影響もあって、“⼤家業”が昔から⾃分の中で当たり前にあることだったので、その魅⼒に気が付かなかったんですね。さらに、セラピストの仕事と⼤家業って意外にも共通点があるんですよ。

——共通点とはどんなことですか。

セラピストも⼤家も、⼈の⼈⽣に関わる仕事。⽣きてきた年数だけその⼈の歴史があって、どちらの仕事も“その歴史を引き受ける”ということだと思うんです。⼤家業って、昔は家賃も⼿渡し、何かが壊れれば⼤家である⽗が⾏って直したりすることが当たり前でした。私から⾒る⽗の姿は、“顔の⾒える⼤家”。

ですが顔の⾒える⼤家にもデメリットがあって、⽗は、家賃の⽀払いが滞っていた⼊居者さんから家賃回収ができずに、1年もの間タダで住まわせていたんです。顔が⾒える分、⾔いづらかったんでしょうね。ただ、それでも住まわせていた理由は、お⾦よりもその⼈の⼈⽣を引き受けていたんだな、と思いました。

今は管理会社や家賃保証会社が間に⼊ることで、⼊居者トラブルを引き受けてもらえるようになり、良くも悪くも⼤家の顔が⾒えないことが多いですよね。セラピストも顔を⾒てその⼈に寄り添う、⼈⽣に寄り添うことが多いので、⽗の⼤家としての姿に重なる部分があるんです。

——お⽗様の経営⽅針を受け継いでいるのでしょうか。

そうですね。⾃主管理をしながら“顔の⾒える⼤家”でやっています。ウチコミ!はそんな私の経営⽅法に合っていて、⾃らできることがたくさんあるので活⽤させてもらっています。私の所有する物件のほとんどがウチコミ!で成約しているんですよ。ほかの不動産会社にも募集依頼をしなくちゃな、と思っていたんですが、不動産会社ってたくさん物件を扱っている分すぐに動けないじゃないですか。そんなこと考えていたら、ウチコミ!で問い合わせがきて成約までつなげることができたので助かりました。

ウチコミ!に掲載すればなんとかなる

——築古物件が多いとのことですがリフォームはどのようにしていますか。

しっかりターゲットやコンセプトを決めています。以前に参加していた⼤家の会で学んだことを取り⼊れて実践しています。ウチコミ!ではいくつか成約しているんですが、『和モダンハウス横浜保⼟ヶ⾕』は、20〜30代の若い⼈をターゲットとし、コンセプトは和モダン、⼒を⼊れたのは浴室です。⽯張りにして旅館⾵にしました。


旅館を感じさせる石張りの浴室 before(左)after(右)

さらに、物件名にPRポイントや特徴を組み込むようにしました。これも大家の会で教わったことです。物件名にも情報があるってよく考えるとすごいですよね(笑)。

——ウチコミ!を実際使ってみていかがでしたか。

ウチコミ!の仕組みが分かったときは「すごい」って衝撃でした。⼤家⾃⾝が募集情報を出すだけではなく、内⾒に⽴ち会うこともできる。それってすごいことだと思うんです。だって⼤家が説明した⽅が、物件の良さや想いを伝えることができるはずですよね。

使いこなすごとに、「ウチコミ!に掲載すればなんとかなる」って思うようになりました。もしかしたら、特徴のある個性的な物件ほどウチコミ!は決まりやすいかもしれないですね。特徴があると、それを直接伝えられることはすごいメリットですから。

——直接やりとりすることで感じたことはありますか。

私の物件はペット飼育可能なんですが、最近のペットの種類に驚きました。⽝・猫は当たり前ですが、⼊居希望者さんから「カワウソは⼤丈夫ですか」って問い合わせがあったんです(笑)。飼育⽅法を聞いたら「猫と同じですよ」と。それでOKしましたが、ウチコミ!はペットを飼育する⼈(⼊居希望者)がどんな⽅なのかということが、⼤家⾃⾝で分かるのはいいと思いました。飼育⽅法も分からないような特殊なペットだったとしても、この⼈なら……って思えれば安⼼して貸せます。仲介会社を通すと、⼤家に相談なく「それは……」ってことにもなりかねないですよね。

さらに、エージェントさんは⼤家にとってすごく⼤事な存在です。知識や経験がある分、さまざまなアドバイスもくれるんですよ。

——オーナー、⼊居希望者、エージェント、3者のトライアングルがうまくつながることで成約に結びつくんですね。

次ページ ▶︎ | ウチコミ!の集客力は目覚ましく伸びている オーナーの努力次第で問い合わせは増える! 

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

この記事を書いた人

賃貸経営・不動産・住まいのWEBマガジン『ウチコミ!タイムズ』では住まいに関する素朴な疑問点や問題点、賃貸経営お役立ち情報や不動産市況、業界情報などを発信。さらには土地や空間にまつわるアカデミックなコンテンツも。また、エンタメ、カルチャー、グルメ、ライフスタイル情報も紹介していきます。

ページのトップへ