不動産間取り図を無料で作成する方法
ウチコミ!タイムズ編集部
2017/06/22
■手軽にできる間取り図作成
不動産の間取り図を作りたいという需要は意外と多いと言えます。新築物件を市場に出すには広告が必要になりますし、中古物件を売りに出す時に昔作った間取り図がなくなっている場合もあります。また、住人が何らかの理由で間取り図を作りたくなることもあるでしょう。今回は間取り図の作り方をご紹介します。
まずいちばんポピュラーなのは、不動産会社に依頼して間取り図を制作してもらうことでしょう。向こうはプロですから、素早くきれいな間取り図を作ってくれるはずです。
しかし、不動産会社に依頼すればそれだけコストがかかります。単発ならそれも良いでしょうが、複数作る場合もあるでしょうし、他で流用したい場合も手続きが面倒そう。そこで登場したのが、間取り図を自分で作成できるパソコンソフトです。これらのソフトを使えば、簡単に間取り図を制作することができます。
最近では機能が増え、間取り図以外にチラシや区図面、周辺地図を作成する機能を備えたソフトもあります。テンプレート(雛形)を多数用意することで、マウス操作によってドラッグ&ドロップするだけで間取り図が完成するソフトもありますし、中には用途に合わせて間取り図のテイストを変更できるものも登場しています。
例えば一つ間取り図を作成したら、チラシ用には見栄えの良いカラフルなもの、案内用にはシンプルでわかりやすいものといった具合に、目的に合った図をすぐに出力できます。
また、図の中にボックスを入れて大きさを変えると、自動的に広さの表示が変わる機能もあります。最近ではタブレットなどでお客様にプレゼンテーションする際に利用することもあるようです。
他にもブラウザ上で間取り図を制作できるツールも増え、不動産業を支援するサイトなどに装備されるようになってきています。テンプレートの数が少なかったり、テイストを変える機能まではなかったりするようですが、間取り図を完成させるために必要な機能は一通り備えています。
さらに最近では、パソコンソフトでもブラウザ上のツールでも、クラウド機能を備えているものが出て来ました。間取り図をクラウド上に保存すれば出先でも編集することができますし、パソコン上と同じように検索・コピーも簡単にできます。
一方で、「手書き」による間取り図作成も根強い人気があります。家具などを含む間取り図の場合はソフトやブラウザ上では限界がありますし、絵心のある人であれば手書きならではの味わいがある間取り図が作れます。あるいはアイデアをラフな間取り図として手書きして、清書だけソフトを使う、といった方法も考えられます。
ちなみにウチコミ!では無料で間取り図作成をサポートしています。大家さん会員であれば対応いたしますので、まずはご登録ください。ウチコミ!大家さんについてはこちらをご覧ください。
この記事を書いた人
賃貸経営・不動産・住まいのWEBマガジン『ウチコミ!タイムズ』では住まいに関する素朴な疑問点や問題点、賃貸経営お役立ち情報や不動産市況、業界情報などを発信。さらには土地や空間にまつわるアカデミックなコンテンツも。また、エンタメ、カルチャー、グルメ、ライフスタイル情報も紹介していきます。