広告看板と賃貸料金
ウチコミ!タイムズ編集部
2015/11/10
■広告賃貸料で副収入!
町中を歩いていると、たくさんの広告があることに気づきます。不動産会社であれば、店頭広告、立て看板、テナント募集の広告、貸し土地等の立て看板。サインや看板には様々な種類があります。
- 屋上広告塔
- 袖看板
- 野立てサイン
- 電飾看板
- 店舗看板
①は建物の屋上スペースを最大限に活用するもの、②はビルや建物の壁面から飛び出している看板、③は交通量の多い道路沿いに設置するもので、お店までの誘導や認知度アップに大きな期待ができる看板です。④は壁面に広告スペースを埋め込み、内部に照明を入れるもの。
夜でも広告を目立たせることができます。⑤はお店の入り口の上などに設置するものですが、不動産会社ではお店の名前と広告スペースが連続している所もありますね。その他にも、電柱や塀に貼り付けるような小規模な広告もあります。
賃貸物件を取り扱っている大家さんにとっては、自分の物件を掲載していない広告に興味はないかもしれません。しかし自分の物件を「広告を掲載する場所」と捉えたら、どうでしょう? 扱っている物件によっては多種多様な広告を設置したいという話が来る可能性もあるのです。アパートやマンションの管理費に充当したり、余った土地を活用したり、副収入を得られるかもしれません。
■専門会社を活用する
ご存じのとおり、看板スペースも貸し出すものなので、広告料金は賃貸料金とよく似ています。月いくら、年間いくらというふうに定期収入が得られるようになるので、大家さんの中には様々な看板スペースを設けて副収入を得ている人もいます。
電柱は公共のものなので、月々の広告設置料は決まっています。しかし、私有地に設置する場合は、特に料金は決まっていません。もちろん、看板の設置場所にどれだけの広告効果が期待できるかで設置料は大きく変わってくるでしょう。ビルを所有している大家さんであれば、屋上広告塔などの大口の広告の話が舞い込むかもしれません。
もっとも、これまで看板スペースを貸し出したことのない大家さんの中には、どこで広告主を探したら良いのかわからない人もいると思います。そのような場合は、看板用地の情報を集めて広告主に提供する専門業者などもありますので、問い合わせてみても良いでしょう。
一般的には設置費、制作費などは借り手(広告主)が支払うことになりますし、募集は無料で行う会社もあるようです。屋外広告の空き物件を検索できるサイトも登場しているので、上手に活用しましょう。
この記事を書いた人
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