ウチコミ!タイムズ

賃貸経営・不動産・住まいのWEBマガジン

家を貸したいが管理はどうする? 賃貸管理会社を利用すべき?

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

■物件の管理を誰が行うか

 

家を貸したい場合、物件の管理は基本的に貸し主が行うことになります。入居者の募集、クレーム対応など、やらなければならないことはたくさんあります。少なくとも入居者募集については不動産会社の協力を得なければならないでしょう。

 

管理には物理的な物件管理と賃料の管理があります。物件管理とは、物件の清掃や補修など、物理的な管理のことです。これは貸し主のこだわり度合いによって負担の重さが変わってきますね。賃料の管理とは、家賃の設定や集金、滞納の催促のことです。これらの煩雑な業務を嫌って不動産会社などに管理を委託する人もいます。

 

もう1つ、管理を委託するのは、賃貸物件が貸し主の居住地から遠く離れている場合です。事実上管理が不可能になるので、この場合は不動産会社などに委託するしかないでしょう。

 

賃貸管理だけを業務としている不動産会社は少なく、通常は賃貸を仲介する会社が管理業務を担うケースが大半です。また、管理会社では管理物件を増やすため、物件の所有者を開拓することも多いと言えるでしょう。

 

■管理会社の業務

 

管理会社の業務は会社によって異なりますが、ここでは大まかな管理業務をご紹介します。

 

・入居者募集
管理会社で入居者を募集します。会社によってはコーディネーターがおり、専門的知識を生かして賃料を査定します。周辺相場なども調べ上げ、貸し主に様々な提案をしてくれることもあります。地域密着で機動力を特徴とした営業を行ったり、仲介ネットワークを生かして各店舗において入居希望者への物件紹介を行ったりします。最近では自社ホームページでの物件掲載に加え、不動産ポータルサイトに登録・掲載したり、スマートフォン専用サイトを活用する会社も増えています。

 

・契約と入金管理
管理会社では契約を仲介し、入金の管理も行う場合があります。会社によっては不動産の相続対策の相談に乗ったり、資産の買い増し・組み換えなどにも対応しています。

 

・不具合対応
細部は管理会社によって異なりますが、物件の設備が故障したり不具合が出た場合に管理会社が対応します。会社によっては24時間・年中無休で対応しています。

 

実際には管理会社によって得意分野が異なります。そのため管理契約の結び方にも様々な種類があり、連絡の取り次ぎのみを依頼するシンプルな契約から、不具合対応や解約業務まですべて込みで契約を結ぶ場合もあります。ただし、管理会社によっては管理がずさんなケースもあるので、貸し主としてはきちんと契約が履行されているか注意しておきたいところです。

 

不動産経営に関してはもはや不動産会社さんにおまかせということでは成り立たなくなりつつあります。

大家さんも自分で動いて集客をしてくることが大事です。しかし、これまでのシステムでは自分でできることは限られていました。そんな中出来上がったのが大家さんが自分で物件を紹介できるサイト、ウチコミ!です。

所有されている物件の募集をかけることが可能です。大家さんであれば是非一度見てください。

bnr_owner5

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

この記事を書いた人

賃貸経営・不動産・住まいのWEBマガジン『ウチコミ!タイムズ』では住まいに関する素朴な疑問点や問題点、賃貸経営お役立ち情報や不動産市況、業界情報などを発信。さらには土地や空間にまつわるアカデミックなコンテンツも。また、エンタメ、カルチャー、グルメ、ライフスタイル情報も紹介していきます。

ページのトップへ

ウチコミ!