不動産の価格設定の話
ウチコミ!タイムズ編集部
2015/03/15
皆さんは、不動産の価格がどのように決められているかご存じでしょうか?
基本的には、その対象の土地の相場や過去の取引事例を参考に決められるのが一般的ですね。でも、それだけではないんです。何かの事情で自宅を売却する事になったとしても借入、いわゆる住宅ローンや銀行のローン等が相場などの金額と同等、もしくは上回っている・・・という時。皆さんはどうなると思いますか。
実は、多少高くても販売されるケースもあるのです。実際、不動産の販売は 相場での取引ですので購入した時より高く売れたり、安くなったりは普通のことなのですが、販売する際に、ローン等が返せない売り方は出来ません。
ある意味仕方ない感じでもあります。と言う事は、皆さんが不動産を購入する時には、販売金額のデータだけ集めていたのでは、高い買い物をしてしまう可能性が大きいという事です。周辺の取引事例も集めてみないと、相場よりも高い価格で購入してしまう・・・なんてこともあるかもしれません。
また、普通に売買できる内容の物件であったとしても、今のご時世値引き交渉が当たり前の様に起きますから、ちょっと物件の価格を相場より高めに設定するのも当たり前になってきています。こういったことは、普通に不動産の価格を決める手続きの基本です。これだけ分かっただけでも、対処の仕方が変わりますよね。
不動産の価格は、そのまま鵜呑みにせず、出来る限り自分でも近隣のよく似た物件と比べるなどして把握しましょう!
今では自分で物件を売りに出せるウチコミ!売買REVOというサイトなどもあります。
有効に使って不動産物件の売却、購入をしてみてはいかがでしょうか?
この記事を書いた人
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