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「不動産を選ぶために」1

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今日は、不動産物件を選ぶときの考え方(一例)をご紹介したいと思います。居住用の不動産自体を大きく分けると「戸建て」と「マンション」になります。それぞれが、どんな特性・特徴を持っているか以下に説明していきます。
■「マンション」
都市生活向けの集合住宅で、建築基準法でいいます建ぺい率と容積率の有利な地域でないと建てずらい建物です。都市中心部や、駅周辺地域に多く建築され必然的に職住接近の形態になっているものがそのほとんどです。ここが、マンションの一番の特徴ともいえます。
小さな土地でも、沢山の住戸を作ることで一住戸あたりの価格の抑制が効き都市中心部でも、戸建て住宅にくらべ低コストな住宅がたくさん供給されています。建物自体も、殆どが防火仕様の鉄筋コンクリートで作られ、耐用年数も50年以上という堅固さです。
但し、上下左右に隣の住戸と接し管理組合などで共有部分のルールや管理をしなければならず、各世帯のプライベートも、一定のルールの範囲内でしか存在できません。また、一住戸あたりの土地の持ち分は平均的に約7坪前後と、とても小さな面積です。また、その土地はマンション所有者全員の共有資産の為、自分の分の土地だけの処分は、絶対にできません。
住環境に関しては、一部の郊外型のマンションを除いて日照・眺望などについては、将来的に周辺に同規模 若しくは、それ以上のマンション開発がおこなわれる予測がつきますので保証されるものではありません。日常生活に於いては、交通網の整備された地域の特性で、自家用車を必要としない生活も十分にできる為その面では非常に有効かつ経済的とも言えます。
以上が、マンションの特性・特徴というところでしょうか。他にも細かい点は多々あると思いますが、抑えておくと間違いなく選択の手助けになるのではと思います。
次回は、「戸建て住宅」の特性・特徴と「まとめ」をお送りする予定です。最後までお読みいただきありがとうございました。

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