写真に力を入れない仲介会社・管理会社は、オーナーの足を引っ張ります(1/3ページ)
ウチコミ!タイムズ編集部
2019/08/20
イメージ/123RF
石川県金沢市に本社を置く、不動産会社向けコンサルティングなどを行う会社、株式会社クラスココンサルファームが、「不動産写真に特化した写真編集サービス・フォトステ」をスタートさせています。
「家具のないお部屋写真にバーチャルでホームステージング」を行うというもの。
・発注者が物件写真を送れば
・実際に部屋に家具などを置かなくとも
・きれいにインテリアコーディネートされた写真が返ってくる
と、いった流れが基本です。
なお、ご存知のとおり、現在の不動産広告において、写真は非常に重要です。
ユーザーに対する影響力は大変大きく、賃貸物件の場合など、内見をせずに、ポータルサイトに載った広告の概要と写真だけを見て入居を申し込んでしまう人がいるほどです。(もちろんオーナーの立場からもそれはやってほしくないことですが)
そんな背景から、すこしでも見栄えのする写真で広告をアピールしたいと望む不動産会社のために、マンションリノベーションなどでのデザインセンスに定評のあるクラスコさんが、今回、提案を始めたといったかたちです。
一方、世の中には逆の会社もあります。
写真の重要性をどれだけうるさく言われても、面倒なのか、忙しすぎるのか、どうしても扱いがズボラになってしまう会社さんです。売買物件の場合は気合を入れて取り組んでも、賃貸だとそうではないケースも少なくありません。
そうした会社は、たとえば同じ物件に募集が発生するたび、大昔に撮った写真をいつまでも使い続けるなどします。
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