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家賃滞納を未然に防ぐ方法と心構え

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前回は、現在の「家賃滞納の統計資料」から「家賃滞納問題」について話してきました。しかし肝心なのは対処法でしょう。

 

一度「家賃滞納の問題」が大きくなってしまうと、解決するのは簡単な事ではありません。入居の段階で審査をして「合格」していたとしても、長い間には入居者さんにもどんな事が起きるかはわかりません。

 

現代社会は、昔に比べて「職業の安定性など」が激変してしまいました。家賃滞納が発生して「2か月」も経っただけでも、翌月分と合わせて3倍もの家賃を一気に支払わなければならない・・・。現実的には難しいとしか思えません。

 

解決法として言われる「訴訟・契約の解除」も、現実的には「時間とお金」かかります。大家さんの中には、既に「家賃滞納」を経験している方もいるでしょう。

 

滞納者側にも「どうにもならなくなって・・・。」という方もいれば「確信犯的に滞納を繰り返す人」までいろいろいます。そんな中で「これで解決!」などという方法など有りません。では、どうしたらいいのでしょうか? ここからは、家賃滞納を発生させにくくするための「提案・提唱」をします。

 

【家賃滞納を発生しにくくさせる方法とは・・・】

 

1 借主さんと大家さんの人間関係を見直しましょう。

 

大家さんと借主さんも、人間同士です。それぞれに生活や都合があります。隣の仲の良い家族の娘さんが「ピアノ」を弾いていても「騒音問題に発展」する事は少ないように、人間関係がある程度出来ている間柄では「他人行儀な行動」をとりにくくなるのも人間です。

 

最近は、入居から退去まで「大家さんと借主さん」が一度も会わない事も良くあるようです。世の中が変わったと言っても、人間はそれほど変わってしまうものではありません。

 

「入居の段階で、部屋の確認などで会って話してみる」
「賃貸住宅の掃除や点検で訪れて声をかけてみる」

 

どんな形でもいいので、話をしてみましょう。基本的に「赤の他人」のようですが、借主さんと貸主さんと言う事で「赤の他人」ではありません。

 

そこについて「話が合わない」とか「迷惑なんでは?」とか「嫌がるのでは?」は取り越し苦労というものです。気軽に話しかけてみましょう。

 

そして、もう一つの人間の性質として「怒られたり、注意される事が好きな人はいません。」という事です。会って話をすると言っても、いきなり注意や小言では関係を作れたものではありません。

 

特に「借主さんと貸主さん」の関係から、上から目線で注意をされたりすると・・・。話さない方が良かったような効果しか期待できないでしょう。

 

自分が「良く知らない相手から」いきなり小言や注意をされたらどう感じるかを思って下さい。「なんだよっ! うるさいな〜〜」ぐらいしか感じられないでしょう。

 

小言や注意をする人の目的は「その事を認識して反省して、場合によっては行動を改めて欲しい」わけですよね。知らない相手に対して・・・。

 

客観的に見れば「目的に対する方法」が完全に間違っていますよね。それに、良く知る相手だと「同じことを言うのでも言い方も違う」のではないですか?そこらへんに「ヒント」が隠されています。

 

簡単に言えば「こういう言い方だと伝わらないな」とか「こうゆう言い方は聞かないな」のように相手の事を考えてその上で「言葉を選んだり」「言い回しを変えたり」「別の機会にしたり」・・・。相手を優先してあげていますよね。 こうゆう事が相手に伝わるんだと思います。

 

とにかく極力「コミュニケーション」を取って「お互いがどんな人物」かを分かり合う様に努力しましょう。コミュニケーションが進んでくると、思わぬ効果も実感できると思います。スグに結果が出ないかもしれません。でも、あれやこれやの一つの手段です。

 

2 家賃の支払い状況については、キチンキチンと連絡をしましょう。

 

これも、当たり前すぎて「なんだよ〜〜」と言われてしまうかも知れません。しかし、意外とできていないのではないでしょうか?

 

例えば〜〜

  • 家賃の入金日(翌日)にキチンと入金確認をしている。 「YES・NO」
  • 入金が無い場合、入金日翌日にはキチンと電話をかけている。 「YES・NO」
  • 入金が無い方の約束した期日にチャンと確認している。 「YES・NO」
  • 度重なる遅れの方にチャンとれんらくしている。 「YES・NO」
  • 遅れている方に、事情等を聞いている。 「YES・NO」

※ NOが2つ以上の人は、滞納が酷くなってしまうと思います。注意しましょう。

 

原則の話をしますと、入金が遅れているのは大家さんの責任ではありません。クレジット会社や金融機関は、遅れている確認や連絡を怠る事は絶対にありません。

 

ですから、皆さんも「一生懸命」払う努力を普通の場合、怠りません。そこにも「ヒント」がありますね。タイミングを外すことなくキチンと確認をして、キチンと連絡をする事です。

 

但し、先ほどの1の話しの様に「怒ったり」「小言系」の連絡は上手くありません。下手に出なければいけない訳ではありませんが、逆なでする必要はありませんので、そこは注意しましょう。クレジット会社などの様に決まっている事は決まっている期日を守ってやる事が大切です。

 

めったに期日を送れない人の場合は、連絡もし易いでしょうが、良く遅れる人の場合は連絡も頻繁になるのでだんだん「言いにくい感じ」になりがちです。そんな時にも「遅れがちな事情」などを聞いてみましょう。

 

「いついつまでに必ず払います」という様な話の時にも、次の家賃の支払日が近かったりすると心配ですよね。そんな時は「次の支払日も近けど、大丈夫ですか?」などと聞いてみるなど・・・。相手側からも「話を引き出せる」ようにしてみましょう。

 

「無理な状況で期日だけを約束させても」状況が悪化するだけの事もあります。チョット大変かもしれませんが、結局「他人ごと」ではありません。問題を大きくさせるよりは、現実的に対応していくのも一つの方法です。これも、あれやこれやの一つです。

 

他にも下記のような工夫があります。

 

  • 大家さんがすべきことを(管理・掃除)をキチンとしておく事。連絡する側がキチンとしておくのは基本です。大切です。
  • 大家さん側は、約束などをきちんと守る事。これも同じですが、相手は見ていますので大切です。

 

厳しいようですが、まず自分からキチンとしておくのは意外と効果が大きいです。話がずれてしまいますが、自分が良く覚えているのは・・・

 

高校の部活の時、凄く厳しい先輩がいたのですが、人一倍努力する方で「人が見ていようが見ていまいが努力」を怠らず、努力をひけらかす事も無い人でした。この方には、何を言われても「頭に来る事も無く」従ってしまいました。

 

反対に、普段怠け放題で「無理難題」を言ってくる先輩のいう事は、全く聞きませんでした。意外と人は見ているって事ですよね。

 

不動産経営に関してはもはや不動産会社さんにおまかせということでは成り立たなくなりつつあります。

大家さんも自分で動いて集客をしてくることが大事です。

しかし、これまでのシステムでは自分でできることは限られていました。そんな中出来上がったのが大家さんが自分で物件を紹介できるサイト、ウチコミ!です。

所有されている物件の募集をかけることが可能です。大家さんであれば是非一度見てください。

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この記事を書いた人

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