家賃滞納トラブルの相談について
ウチコミ!タイムズ編集部
2014/09/11
■家賃滞納トラブルの対応についてのまとめ
前回までお話ししました内容を見て頂くと、それだけで十分にお分かりいただけるのではないでしょうか。
家賃滞納は、基本的に滞納側が悪い事はまちがいありません。相談されるときにお話しすることは、滞納している人を放置したり、追い詰めすぎてしまったりした時の効果や影響は、間違いなく大家さんに跳ね返ってきますということです。何しろ、その相手は「大家さんの賃貸物件」に住んでいる方ですから、関係は十分にあります。
面倒かもしれませんが、状況をよく把握して、滞納してる方からも連絡できるように対応して、滞納がこれ以上酷くならないように、ある意味しつこく、早め早めに解決を模索するのが、トラブル解消の最善の方法と思われます。
他の方や、保証会社などに相談しても、規定や契約などの壁や、危険を冒してまで…。と考えると、本当の意味で、良好に解決を図るのには「他人任せ、他力本願」ではどうでしょうか?
基本的に、入居時の審査などで、借主さんの就業状況や連帯保証人さんの内容の確認や、入居してからの家賃の支払い状況。特に、支払が遅れたり…。という、大きな問題に発展する前から、確認の電話などをこまめにする事など、やはりある程、度大家さん自身で行う事が予防につながります。
保証会社やサブリースの件についても、前回のブログを参考にしていただき、契約内容をよく確認して進めて相談頂ければ、良いと思います。ただ、現在の賃貸住宅ですと相手が見えない状況での家賃の収受が当たり前ですから、こんな事もキッカケの一つになっているのかもしれません。
不動産経営に関してはもはや不動産会社さんにおまかせということでは成り立たなくなりつつあります。
大家さんも自分で動いて集客をしてくることが大事です。しかし、これまでのシステムでは自分でできることは限られていました。そんな中出来上がったのが大家さんが自分で物件を紹介できるサイト、ウチコミ!です。
所有されている物件の募集をかけることが可能です。大家さんであれば是非一度見てください。
この記事を書いた人
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