優しい木造住宅・・・木造住宅で快適に住もう

木造とは？

建物の壁、柱、梁など構造体が木材で作られたもののこと。昔から木材が豊富に存在している日本。神社仏閣の建立が盛んだった頃から木造建築技術が発展していった。日本の一戸建ても木造が多い。

・施行費用が安くすむ

鉄筋や鉄骨を用いる住居の場合、耐火処理や防錆処理を施す必要があるため、手間がかかり施工費用も高額になる傾向がある。反対に木造建築の場合は、加工が容易に行えるため施工にかかる費用も抑えやすく、基礎工事にも手間がかからない。

・調湿効果がある

室内の空気が乾燥すれば、木材に蓄えていた水分を空気中に放出。また室内が湿気を帯びていれば、木が湿気を吸い取ってくれる。

・天然素材のため体にも優しい

天然素材のためアレルギーや有害物質によって引き起こされる健康リスクが少ない

・デザインや個性的な間取りにも柔軟に対応できる

・雨や湿度には弱い

長期間、湿気が溜まると傷んでくる。外壁塗装など定期的なメンテナンスが必要。ただしきちんとメンテナンスしていれば、木造住宅は長持ちする。

・鉄筋コンクリート造に比べると火や揺れに弱い

・シロアリ被害にあいやすい

シロアリは、家の中の柱や壁を食べてしまうので注意しよう。

・木造のアパートなどは、遮音性が低く音漏れしやすい

木造の集合住宅の場合は、音が響きやすいため各々の防音対策が必要である。

・冬は寒い

・壁際に本棚や大きな家具を置いて音を遮断する

・防音カーペットを床に敷く

・防音シートを壁にはる

・防音カーテンをつける

・北向きの木造住宅は避け、日当りの良いところを選ぶ

・窓にすきまテープをはる

・厚手＆ビニール製のカーテンをつける（窓よりもカーテンの丈を1・2㎝長くすると断熱効果あり）

・床用の断熱シートや、ラグなどを敷く