赤ちゃんが安全に暮らせる住まいとは?赤ちゃんの快適な温度と、ホルムアルデヒド対策
ウチコミ!タイムズ編集部
2020/01/17
こんにちは。ながれだあかねです。生まれたばかりの赤ちゃんは、体がとてもデリケート。ダニやカビはもちろん、赤ちゃんの洋服や家具にも気を使わなくてはいけないのです。今回は赤ちゃんが安心して暮らせる住まいについて説明します!
赤ちゃんは体温を調整する機能が大人に比べて十分ではない。赤ちゃんの衣類を調整したり、冷暖房機能を使ってすごしやすい環境を作ろう!扇風機やエアコンの風の向きを調整し、赤ちゃんに直接あたらないように注意しよう!
赤ちゃんが過ごす部屋と高さに温湿度計を置き、ちょうどいい温度・湿度を保とう!
赤ちゃんにとって快適な温度は?
温度:17度〜28度くらい
湿度:40%〜70%
カビ対策
カビが生えやすいお風呂やトイレ、キッチン、エアコンのフィルターはまめに掃除しよう!エアコンのフィルターがカビるとカビの胞子が飛んでしまう。まめに換気したり結露を防止することが大切。
ダニ対策
ダニは、絨毯など室内の床面に多くいる。生息数が多いと、フンや死骸などでくしゃみや喘息などのアレルギー症状を引き起こすことも。掃除機をゆっくり丁寧にかけよう。ぬいぐるみや寝具など丸洗いできるものは洗って干し、しっかり乾燥させる。布団は晴天時に両面干しをした上で、布団の両面に掃除機をかけるとダニが減少する。
家具を作る際に使った接着剤・塗料・木材の防虫剤など、さまざまな化学物質が住まいには使われている。換気が十分でないと、室内の化学物質濃度が高くなり、眼やのどの痛み、頭痛、吐き気など、健康に影響を及ぼすこともあるのだ。
ホルムアルデヒドとは?
ホルムアルデヒドは、強い刺激臭のある気体。壁紙や家具などの接着剤、塗料など、いろいろなものに使われている。
ホルムアルデヒドを取り除く方法は?
1.新築やリフォーム後の入居は、数日間は24時間換気を稼働させよう。
2.日常的に窓をあけて室内換気をすることが大切。
3.新しい家具を水拭きする
4.赤ちゃんの洋服は必ず水通しする
水通しする際は、大人用の他の衣服と一緒に洗わないようにしよう。(ホルムアルデヒドが移ってしまうため)また赤ちゃんの洋服を購入する際は、包装してあるもの(ホルムアルデヒドの移染対策がしてあるもの)を選ぶと安心だ
5.ホルムアルデヒドの放散量の少ない「F⭐⭐⭐⭐」(フォースター マーク)がある家具や壁紙などを選ぶと安心!
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赤ちゃんは好奇心が旺盛!ハイハイをはじめると、手に触れたものを口になんでもいれようとしてしまうので要注意!
トイレットペーパーの芯(直径39CM)を通る大きさのものは誤飲する危険性がある!
誤飲事故が多く起きるものは?
・画鋲
・金属製品、電池
→電池を飲み込むと、食道や胃に癒着、穴を開けるなど、とても危険!
・プラスチック製品や小さなおもちゃ
・硬貨
・乾燥剤、洗剤類、防虫剤
→目や口に入ってしまう恐れがある
・化粧品
・薬、保冷剤
<注意することは?>
ものを置きっ放しにしない!
リモコンやおもちゃの電池ボックスの蓋は閉める(心配ならセロテープでとめておく)
タバコ、灰皿、ゴミ箱は子どもが手のとどかない場所へおく
洗剤が入っている扉は、子どもが開けられないようにする
万が一誤飲してしまったら・・・
意識がない・けいれんを起こしている場合は、すぐに救急車を呼ぼう。意識があり、呼吸や脈拍に異常がない場合は、何をどの程度誤飲して何分経過したかなどを確認して、すぐに病院へ行く。できれば、飲み込んだものや成分がわかるパッケージなどを持っていく。
いかがでしたか。赤ちゃんが安心して暮らせる住まいを作ることはとても大切ですね。また赤ちゃんに風邪や病気をうつさないためにも、家族が健康・清潔を心がけましょう。手洗いはまめに行い、消毒用アルコールなども併用するとより効果的です!
(絵・文/ながれだあかね)
この記事を書いた人
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