電気・ガス・水道の引っ越し手続き ~手順と必要なものまとめ~
ウチコミ!タイムズ編集部
2023/03/01
電気・ガス・水道の引っ越し手続き ~手順と必要なものまとめ~
引っ越しの際に電気・ガス・水道の手続きってどうしたらいいか分からない!とお困りの方も多いのではないでしょうか。
手続きのタイミングを間違えると、引っ越し当日に使えない!なんてことも。
いつ、どこに、何をすればいいか手順をまとめましたので、手続きをスムーズに行って新生活をエンジョイしましょう♪
*電気・ガス・水道の手続き
引っ越しをする際には、下記の手続きが必要となります。
① 旧居での利用停止手続き(実家住みの方などは除く)
② 新居での利用開始手続き
基本的に「利用停止」「利用開始」の連絡は、退去1ヵ月前から連絡可能です。
引っ越しシーズンなどで込み合う場合は余裕を持って連絡しておくと安心でしょう。
各社で対応は異なりますが、遅くとも3日前には連絡を済ませておくことがオススメです。
また、「利用停止」手続きをしなかった場合、引っ越し後も旧居の利用料金を支払わなければならない可能性もありますので忘れずに手続きをしましょう。
電気・水道・ガスそれぞれの「使用停止」「使用開始」手続きについて解説していきます。
~「使用停止」手続き編~
「停止手続き」についての手順
【電気】使用停止手続き
引っ越しの1週間前には手続きを行いましょう。基本的には立ち合いの必要はありませんが、念のため問い合わせの際に立ち合いが必要か確認しておきましょう。
*用意しておくとよい物
□「電気ご使用量のお知らせ」
□「領収書」
*確認事項
□退去日(停止日)
□現住所
★料金の支払い★
退去する月の電気料金は、電力会社が使用量を日割り計算してから、新居の住所に請求書が届きます。
【水道】使用停止手続き
電話またはウェブサイトでお住まいの市区町村の市役所・役場に申し込みましょう。1週間前には手続きを済ませておくと良いでしょう。
*用意しておくとよい物
□領収書
□指針票
*確認事項
□引っ越し当日の日時
□現住所
【ガス】使用停止手続き
電話またはウェブサイトからガス会社に問い合わせましょう。ガスの停止手続きでは、オートロックや室内にガスメーターがある場合には立ち合いが必要となりますので、あらかじめ問い合わせの際に立ち合いが必要か確認しておきましょう。
*用意しておくとよい物
□ガスの立ち会いが可能な日時(※立ち合いが必要な場合)
□お客様番号
*確認事項
□引っ越し当日の日時
□現住所
~「使用開始」手続き編~
【電気】使用開始手続き
電話、ウェブサイト または備え付けの申込用紙から使用開始の申し込みをしましょう。1週間前には手続きを行いましょう。
電気はブレーカーをあげれば当日から使用可能ですが、手続きがあまりに遅れるとトラブルになってしまう可能性もありますので、できるだけ早く終わらせておきましょう。
★支払方法★
・口座引き落とし
・請求書で振り込み
※旧居と同じ口座振替払いを引き続き新居でも継続する場合以外は請求書が送付されます。
★よくある質問★
Q引っ越し当日に手続きしても電気は使える?
→基本的にはブレーカーをあげれば電気は使用できます。
ただし、電力量計がスマートメーターの場合は、電気を使用するには電話やインターネットで申し込む必要があります。また、スマートメーターの場合の当日開通は難しく、少なくとも2営業日はかかる場合が多いので、どちらにせよ早めに申し込みをしておきましょう。
★まとめ★
【水道】使用開始手続き
電話、WEBまたは郵送で新居の管轄水道局へ連絡し、手続きを行います。
手続きを行う際には、下記のものを準備しておくと良いでしょう。
引っ越し先が同じ水道局エリアの場合は、使用停止と使用開始の手続きを一緒に申し込める場合がほとんどですので、まとめて手続きをしておくことをお勧めします。
エリアが異なる場合は、それぞれの水道局に申し込みを行いましょう。
★まとめ★
【ガス】使用開始手続き
ガスの開栓には、立ち合いが必要となります。あらかじめ立ち合い日を予約する必要がありますので、余裕をもって問い合わせをしましょう。特に引っ越しシーズンになると込み合うことも予想されますので、2~3週間前には問い合わせをして手続きを進めておくと良いでしょう。
★まとめ★
~その他の手続き~
引っ越しにあたっては、電気・水道・ガスの手続きの他にも、住所変更や各種変更の手続きが必要となります。必要な手続きに関して、引っ越し前後でやるべきこととして下記をご参照ください。
*引っ越しに関する手続きリスト*
早めにやっておくべきこと
・インターネット移転を手配する
・新聞紙の解約・新規購読手続き
・駐車場の解約手続き
引っ越し1~2週間前にすること
・転出届を出す(※引っ越し日の14日前から受付可能)
・郵便局の転送手続き
・電気・水道・ガス 各問合せ先に連絡
引っ越し後にやること
・転居届/転入届を出す(※引っ越し日から14日以内)
・各種住所変更
*国民年金・厚生年金(※引っ越し日から14日以内)
*国民健康保険(※引っ越し日から14日以内)
*印鑑登録と証明書
引っ越しの際は、準備でバタつくことが多いので、必要な手続きは前倒ししておくと、 スムーズに入居でき、トラブル回避につながります。
計画的に手続きを進めて、新生活を余裕をもって始められるように動いていきたいですね♪
これからお部屋探しをする方へ 仲介手数料無料の「ウチコミ!」
この記事を書いた人
賃貸経営・不動産・住まいのWEBマガジン『ウチコミ!タイムズ』では住まいに関する素朴な疑問点や問題点、賃貸経営お役立ち情報や不動産市況、業界情報などを発信。さらには土地や空間にまつわるアカデミックなコンテンツも。また、エンタメ、カルチャー、グルメ、ライフスタイル情報も紹介していきます。