<引越しの手続き④>役所で行う手続きは?
ウチコミ!タイムズ編集部
2019/04/11
こんにちは。生まれも育ちも東京でしたが、2年前に引越しまして神奈川県民になったあかねです。その土地の選挙に行くようになると「引越したんだな〜。」と実感しますね。
さて部屋を探したり引越業者を手配したり、ただでさえバタバタする引越しですが、役所でいろいろな手続きもしないといけません。「この手続きしわすれた〜!また役所に行かなきゃ!」とならないように、今回は「引越しのときに行う手続きはどんなものがあるのか?」ご紹介します!
〜引越しの手続き関連の記事〜
<引越しの手続き ①>引越しのときの電気の停止と申し込み方法は?
<引越しの手続き②>引越しのときのガスの停止と申し込み方法は?
別の市区町村へ引越しをする人は
1.引越しの2週間前〜当日までに、「転出届」を出そう!
→「転出届」を役所に提出すると、「転出証明書」がもらえる。(※転入届を出すときに必要なのでなくさないように!)
持っていくものは?
・身分証明書(運転免許証、パスポートなど)
・印鑑を持参
・マイナンバーカード(通知カード)
・新住所がわかるようにしておこう!
<郵送または代理人に依頼する場合>
・本人、または世帯主が郵送で転出届を送り、転出証明書を受け取る事も可能だ。
・基本的に手続きできるのは、引越しをする本人、世帯主、同一世帯の人。もしそれ以外の方(代理人)が手続きする場合は、委任状が必要である。(申請者本人の自署・押印が必要)
別の市区町村へ引越す&国民健康保険に加入している人は
2.引越し前に、国民健康保険の資格喪失の手続きをしよう!
持っていくものは?
・転出する全員分の国民健康保険証
・印鑑
※引越し後2週間まで喪失の手続きはできるが、引越し前に転出届けと一緒に手続きした方が効率的!
※会社員の場合は勤め先の健康保険や年金に加入しているので不要
<代理人に依頼する場合>
・基本的に手続きできるのは、引越しをする本人、世帯主、同一世帯の人。もしそれ以外の方(代理人)が手続きする場合は、委任状が必要である。(申請者本人の自署・押印が必要)
別の市区町村へ引越す人&印鑑登録をしている人は
3.引越し前に印鑑登録の廃止をしよう!
印鑑登録とは?
不動産の売買などの公正証書では自治体に登録されている印鑑を使う。その印鑑が自治体に登録していることを証明するのが印鑑登録証。印鑑登録すると印鑑登録証がもらえる。
→印鑑登録は各自治体ごとにされているので、引越しをするときは、印鑑登録を廃止しなければいけない。(印鑑登録証の返却)
持っていくもの
・印鑑登録証
・登録している印鑑
・身分証明書(運転免許証、パスポートなど)
<代理人に依頼する場合>
・基本的に手続きできるのは、引越しをする本人、世帯主、同一世帯の人。もしそれ以外の方(代理人)が手続きする場合は、委任状が必要である。(申請者本人の自署・押印が必要)
別の市区町村から引越してきた人は
1.引越し後14日以内に、転入届を出そう!
持っていくもの
・転出証明書
・身分証明書(運転免許証、パスポートなど)
・印鑑
<代理人に依頼する場合>
・基本的に手続きできるのは、引越しをする本人、世帯主、同一世帯の人。もしそれ以外の方(代理人)が手続きする場合は、委任状が必要である。(申請者本人の自署・押印が必要)
別の市区町村から引越してきた&国民健康保険に加入している人は
2.引越し後14日以内に、国民健康保険の手続きをしよう!
国民健康保険とは?
会社員や公務員以外の一般の国民を対象とした社会保険。自営業やフリーランスの人が入っていることが多い。もし14日を過ぎても手続きを行わないでいると、医療費が全額自己負担になってしまうこともある。転入届を出すと同時に手続きするのがおすすめ!
持っていくもの
本人確認書類(運転免許証・パスポート)
転出証明書
印鑑
<代理人に依頼する場合>
・基本的に手続きできるのは、引越しをする本人、世帯主、同一世帯の人。もしそれ以外の方(代理人)が手続きする場合は、委任状が必要である。(申請者本人の自署・押印が必要)
別の市区町村から引越してきた&国民年金に加入している人
3.引越し後、14日以内に国民年金の手続きをしよう!
新しい市区町村の役所で、国民年金の住所変更手続きを行う。
※転出の際に行う手続きはなし!
持っていくもの
・国民年金手帳
・印鑑
別の市区町村から引越してきた&印鑑登録の手続きをする場合
4.引越し後、印鑑登録の手続きをしよう!
新住所地にある役所で新規に印鑑登録を行う。「印鑑登録証」が発行される。印鑑証明が必要な際に印鑑登録証が必要になるので、なくさないようにしよう。
持っていくもの
・登録する印鑑(大きさが1辺8mm〜25mmの正方形に収まるもの)
・本人確認書類(運転免許証、パスポートなど)
※同じ市区町村で引越した場合は、印鑑登録の廃止、印鑑登録を新しく登録する必要はない!
<代理人に依頼する場合>
・基本的に手続きできるのは、引越しをする本人、世帯主、同一世帯の人。もしそれ以外の方(代理人)が手続きする場合は、委任状が必要である。(申請者本人の自署・押印が必要)
同じ市区町村内で引越しした人は
1.「転居届」を出そう!
ただし引越し後でOK。引越しをしてから14日以内に行おう。
<代理人に依頼する場合>
・基本的に手続きできるのは、引越しをする本人、世帯主、同一世帯の人。もしそれ以外の方(代理人)が手続きする場合は、委任状が必要である。(申請者本人の自署・押印が必要)
同じ市区町村内で引越した&国民健康保険に加入している人
2.引越し後14日以内に、国民健康保険の住所変更手続きをしよう!
転居届を出すタイミングで、国民健康保険の住所変更も行おう!
持っていくもの
・本人確認書類(運転免許証、パスポート)
・国民健康保険証
・印鑑
<代理人に依頼する場合>
・基本的に手続きできるのは、引越しをする本人、世帯主、同一世帯の人。もしそれ以外の方(代理人)が手続きする場合は、委任状が必要である。(申請者本人の自署・押印が必要)
同じ市区町村から引越してきた&国民年金に加入している人
3.引越し後、14日以内に国民年金の住所変更手続きをしよう!
持っていくもの
・国民年金手帳
・印鑑
<代理人に依頼する場合>
・基本的に手続きできるのは、引越しをする本人、世帯主、同一世帯の人。もしそれ以外の方(代理人)が手続きする場合は、委任状が必要である。(申請者本人の自署・押印が必要)
1.郵便物の転送届け
引越しの際には、郵便局の窓口へ転居届を出しておこう!1年間は、旧住所あての郵便物を新住所に無料で転送してくれるサービスだ。転送期間は届け出日から1年間になる。
持っていくもの
・身分証明書
・旧住所の記載内容の確認(転居者の旧住所が確認できる運転免許証、パスポート、住民基本台帳カード、住民票など)
参照:日本郵便
2.銀行やクレジットカード会社へ、住所変更の連絡
銀行のインターネットの会員専用ページや、電話で住所変更が可能。
3.ガス・水道・電気などのライフラインの使用停止・開始の手続き
ガス、水道、電気のライフラインには使用停止・開始の手続きが必要。
詳しくは、下記の記事をチェック!
<引越しの手続き ①>引越しのときの電気の停止と申し込み方法は?
<引越しの手続き②>引越しのときのガスの停止と申し込み方法は?
4.警察署へ運転免許証の住所変更手続き
提出期限は明確にはないが、身分証明となるものなので、なるべく早めに済ませよう!
持っていくもの
運転免許証
住民票など、新しい住所を確認することができる書類
申請用写真1枚(都道府県が変わる場合のみ)
印鑑
今回ご紹介した手続きは、基本的なものです。たとえば車やバイクを持っていたら、駐車場などの手続きも必要ですし、犬を飼っていたら役所に行かなくてはいけないこともあります。この基本的な手続きに加えて、自分にはどんな手続きがあるのか確認するようにしましょう!
(絵・文/ながれだあかね)
〜引越しの手続き関連の記事〜
この記事を書いた人
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