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海外からの引っ越しは疑問だらけ!引っ越し業者はどこに頼む?

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わたしの友人は海外留学をしている人も多いです。ただ何年も海外で生活をしている人は日本へ帰国するとき、どうやって日本の部屋探しをするのでしょうか?実家がある人は、ひとまず実家に帰ってゆっくりと部屋探しができますよね。でも実家がない、あるいは実家に帰らないで部屋探しをする人は、ウィークリーマンションやホテルに泊まりながら部屋探しでしょうか?それってすごくお金がかかりそう・・・!できれば、帰国前に入居申し込みをして、帰った当日からお部屋に住むことができれば、楽ですよね。

目次▼

❶帰国前に日本の賃貸へ入居申し込み&契約する方法は?

❷海外からの引っ越し業者はどこにたのむ?

❸海外から日本へ引っ越しするときにかかる費用はどれくらい?

 

❶帰国前に日本の賃貸へ入居申し込み&契約する方法は?

海外からの申し込みの場合、入居希望者本人の契約書への署名押印は帰国後になる可能性があります。そちらは事前に大家さんに承諾してもらいましょう。

①海外にいる場合、入居申し込みの手続きはメールなどで行うことが多いため、入居申込書と身分証明書コピーなどの書類を不動産会社へ送ります。(必要書類をもとに審査を通します)

②帰国前に、連帯保証人が契約書への署名押印を行っておくとスムーズです。不動産会社から連帯保証人へ契約書類を先に郵送します。そして署名や押印の上、連帯保証人が不動産会社へ返送します。

③帰国後、不動産会社にて契約書類に署名押印を押します。そのあとで、鍵をもらいます。この契約時の提出書類として「住民票」が必要になります。(もし海外転出届を出している場合は、それを戻す転入手続きをする必要があります。帰国から14日以内に住民票の手続きが必要です。)

 

❷海外からの引っ越し業者はどこにたのむ?

 

海外に長く住んでいたら家具も買いますし、洋服だって増えますよね。帰国の際は、トランク一つで帰るのは難しい!引っ越し業者にお願いする方も多いのでは?海外から日本、日本から海外の引っ越しは、日本の引っ越し業者でもお願いできるそうです!例えばクロネコヤマトの「引っ越しらくらく海外パック」や、日本通運、サカイ引っ越しセンター、エコノムーブジャパンというような海外の引っ越しに特化した会社などもあるようです。

◆引っ越し業者は一般的にどのような手順で進めるかというと

まずは業者による下見などを行い、見積書を作成する。ダンボールなどの資材を持ち込み梱包して引き取りする。梱包したもののリストを作成。通関手続きを行い、海外(日本)への輸送をする。そして現地で打ち合わせし、搬入作業や荷ほどき、不要資材引き取り。という流れで行ってもらえます。海外引っ越しに関わる書類作成や通関手続きの代行もしてくれるのが楽ですよね。

 

 

❸海外から日本へ引っ越しするときにかかる費用はどれくらい?

荷物の量にもよりますし、「船便」か「航空便」かでも費用は異なるので、引っ越し業者のホームページで無料見積もりを行うのが確実です。ちなみに引っ越し料金にはどのようなものが含まれるかというと・・・

 

①梱包費用や輸出梱包料:移動中家財が痛むリスクも高いため、国内の引っ越しよりも厳重に梱包します。梱包費用も国内に比べると高くなってしまいます。また航空便や船便に載せる際に荷物をひとまとめにして木箱に入れます。その輸出するために必要な梱包料もかかってきます。

②船便料金または航空便の料金:船便の場合は物の大きさで費用がかわりますが、航空便は実重量=荷物の体積重量のどちらか大きい方で計算しています。

③輸出通関料:荷物の申告や検査などの手続きの代行費用

④輸入通関料や税関検査料:家財道具の中に、輸入輸出が禁止されているものがないかの検査費用

⑤関税:荷物の中に課税対象になるものがあれば払う必要があります。

⑥作業・輸送運賃:家〜空港や港、空港や港〜新居までの引っ越し作業料金や運賃がかかります。

これだけでもたくさんの費用がかかってきますね。一例でいうと日本からニューヨークへダンボール50個を送った場合、輸出料金が約20万円+輸入料金約10万円+運賃約20万円で、50万円ほどになるそうです・・・!なるべく荷物を減らした方が良さそうですね。

 

ウチコミ!で部屋探しをしていた入居者さんのこんな話

海外に留学していたAさん。「今海外にいるので、内見することができないんです」と大家さんに相談したところ、大家さんから「海外からのお部屋探し、大変ですね」とAさんを気遣うメッセージが届きました。

 

大家さんは、物件の詳細説明と初期費用の見積もりも送ってくれました。そして、今度はエージェント(大家さんと入居希望者の契約関連をサポートする不動産会社)から、youtubeに限定公開された物件の動画が送られてきたのです。きっと大家さんとエージェントが相談し、Aさんにこのような配慮をしてあげたのでしょう。「まるで内見したような気分でした」とAさんは喜んだそうです。

 

 

(絵・文/ながれだあかね)

 

海外から日本へのお部屋探しを考えている方は、ぜひウチコミ!をご利用ください。大家さんに直接相談できて、仲介手数料も無料なのでとてもお得です♫ウチコミ!でのお部屋探しはコチラ

 

 

 

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この記事を書いた人

賃貸経営・不動産・住まいのWEBマガジン『ウチコミ!タイムズ』では住まいに関する素朴な疑問点や問題点、賃貸経営お役立ち情報や不動産市況、業界情報などを発信。さらには土地や空間にまつわるアカデミックなコンテンツも。また、エンタメ、カルチャー、グルメ、ライフスタイル情報も紹介していきます。

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