ゴミ置き場の種類 心がけたいゴミ捨てのマナー
ながれだ あかね
2022/01/08
絵・文/ながれだあかね
そろそろ部屋探しシーズンが到来しますね。内見するとき、誰もが部屋の中はしっかりと見学します。しかし、意外とゴミ置場は見逃していて、住んでから「あちゃー」と思った経験ありませんか?
<目次>
❶ゴミ置き場の種類とメリット・デメリット
❷ゴミの出し方のマナー、気をつけることは?
❶ゴミ置き場の種類とメリット・デメリット
路上にある開放型のゴミ置場や倉庫型のゴミ置場など、ゴミ置場にはさまざまなタイプがあるんです!
<ブロック塀に囲われたゴミ置場>
ブロック塀で囲われているゴミ置場。屋根がある場合とない場合がある。
メリット
・諸費用が安くなるため、管理費も安い傾向がある
デメリット
・ゴミが外から丸見えになる
・カラスや猫に荒らされる恐れがある
・悪臭が漏れる
<ケージのボックス型タイプ>
網で囲われた箱型のゴミ置場。メッシュになっており分別用に仕切りがあることも。
メリット
・カラスや猫などに荒らされない
・外から中が見えるため分別を意識的に行える
デメリット
・ゴミが外から丸見えになる
・悪臭が漏れる
<扉付きボックス型>
箱型で上に扉が付いていて、その中にゴミをいれておく。素材は、ステンレスやスチール、アルミ、樹脂など。アパートの屋外に設置されていることが多い。
メリット
・中身が見えないので清潔感がある。
・悪臭を防ぐことができる
・臭いがこもらないような造りになっている
デメリット
・設置費用がかかる
・定期的に掃除が必要
<倉庫型>
たくさんの世帯が入っているマンションで多いのが、物置や小屋になっているゴミ置場。扉が付いているので、ゴミを荒らされることはない。臭いも防げるが、室内の定期的な掃除が必要になる。
メリット
・外への悪臭が防げる
・倉庫型なのでゴミが見えず清潔感がある
・24時間ゴミ出し可能な場合が多い
デメリット
・定期的な清掃が必要
・設置費用がかかるため管理費などが高い傾向がある
<24時間捨てられるゴミ出しのメリット>
マンションなどのゴミ置場に多いのが24時間ゴミ出し可能なタイプ。
メリット
・いつでもゴミを捨てられるので部屋にゴミがたまらず便利
・たくさんのゴミを置いておける
デメリット
・管理の手間がかかる分、管理費用や家賃が高い傾向がある
・管理が行き届いていないと不衛生になる
・ゴミ出しのマナーを守らないと臭いやすい
❷ゴミ出しのマナー 気をつけることは?
ゴミの出し方一つで近隣トラブルになる可能性もあります。
分別をしっかりとして、ゴミ袋の口はきちんと縛りましょう。また物件からゴミ置場までが近くても、ラフすぎる格好でゴミ出しをしないことも大切です。
<ゴミを出す時間と場所を守る>
・ゴミを出す曜日、時間帯を守る
・分別をする
・粗大ごみは粗大ごみシールを購入して貼る
・地域で指定されたゴミ袋があればそれを使う
<臭いがでないようにする>
・生ゴミの水分はよく絞り、袋の口をしっかりと縛る
・一つのゴミ袋にゴミを詰めすぎない
・ダンボールなどはつぶして出す
・個人情報の抜き取りに注意する
あとがき
私が一人暮らしをしていた頃のマンションのゴミ置場は、倉庫型でした。
はじめは24時間ゴミ出し可能で喜んでいたのですが、実は管理不十分&入居者のゴミ出しのマナーが絶望的で、ゴミ置場は常に異臭が〜! ゴ⚪ブリが大量にスタンバイしている地獄のようなゴミ置場でした……。ゴミ出しするたびに怖いのなんの。物件を内見するときはどんなゴミ置場なのかチェックしましょう!
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この記事を書いた人
イラストレーター・ライター
武蔵野美術大学芸術文化学科卒業後、幼児教室にて絵の講師、不動産インターネットメディア事業「ウチコミ!」の広報部を経て、独立。現在はイラストレーター・ライターとして活動中。「お部屋探し」をテーマにした四コマ漫画を始め、似顔絵、結婚式のウェルカムボード、音楽をテーマにした作品を制作。水彩画を中心とした絵を描く。趣味はラジオと落語を聴くこと。 イラスト等のご依頼・ご相談は、下記URLのContactよりお気軽にお問い合わせください。 ながれだあかね 公式ホームページ https://nagaredaakane.morutto.com/