「聞きコミ！大家さん」——京町家×女性専用シェアハウス 坪庭付きで風情溢れる暮らしを

今回の「聞きコミ！大家さん」は、「これぞ京都」と言いたくなるような京町家です。女性専用の古民家シェアハウスで、趣や清潔感のある部屋や、手入れされている坪庭が特徴的。女性専用なだけあってオーナーは女性2人。山崎オーナーと藤澤オーナーが運営する、魅力がつまった物件をご紹介します。（取材／加藤 彩夏・文／安本 夏未）

趣のある佇まいの京町家、その正体は…

住宅街のなかに佇むこちらの京町家。『シェアハウス梅小路』は、元々ゲストハウスだった古民家を改装し、女性専用の古民家シェアハウスとして生まれ変わりました。京都らしい風情を感じる外観ですね。

『シェアハウス梅小路』の外観

オートロックのついている引き戸を引くと、まずは共用リビングがお出迎え。大きめのダイニングテーブルとテレビ、木のぬくもりが感じられる室内で、入居者さんたちの憩いの場となっています。

大きなダイニングテーブルとテレビのある共用リビング

続いて、シェアハウス内の個室をご紹介。最も広い104号室には、古民家らしく床の間があり、窓からは美しい坪庭を眺めることができます。部屋も庭も手入れが行き届いており、京都らしい自然を感じてゆったりと暮らしたい女性にうってつけです。

床の間がある104号室（左）と手入れのされた坪庭（右）

個室は、全部で6部屋あります。天窓付きの洋室やミニマリスト向きの部屋など、それぞれ雰囲気や家賃が違うので、自身のライフスタイルに合った部屋を選ぶことができます。

102号室（左）と201号室（右）

キッチンも広々として気持ちがいいですよ。調理器具や調味料などもあるので、すぐにお料理をすることができます。写真では伝わりにくいですが、天井も高いので開放感があります。キッチンの隣には洗面台が2つあるので、朝の忙しい時間も安心です。

ゆったりとしたキッチン（左）と2つ並んだ洗面台（右）

また、このシェアハウスには一般家庭と同じサイズのバスルームが2カ所、トイレは3カ所あるため、時間を気にせず利用できるのが嬉しいところ。

一人暮らしでも広々とした設備を使えるのも、シェアハウスならではですね。

洗濯機や乾燥機も完備。バスルームやトイレは複数あり快適

2人のスキルを融合させた古民家再生

藤澤オーナー（左）と山崎オーナー（右）

元々友人同士だったという山崎オーナーと藤澤オーナー。このようなシェアハウスを始めたきっかけは何だったのでしょう？ 

山崎オーナーは建築関係の営業職の経験、旦那様は一級建築士、そして藤澤オーナーは宅地建物取引士の資格を持っていたため、そのスキルを生かしたビジネスをしたいという話になったのだそう。

また、京都での空き家問題に追い討ちをかけるかのように、コロナ禍による観光客の減少が深刻になるなかで、この京町家らしさのあるゲストハウスに一目惚れ！　空き家対策の一助となればと、女性専用のシェアハウスとしてスタートを切りました。

学生や社会人など個人での入居はもちろん、例えば、ネイルサロンや着付け教室などといった事務所としての入居もOK！　女性が自立するための場としてぜひ活用してほしいとのことです。

「ワンルームとは違い、バスルームやキッチンなどが一般家庭と同じような広さとなっているため快適な暮らしをしていただけます。トイレットペーパーやごみ袋など、共用の備品はすぐに補充するように心がけています。また入居者さんたちとは、専用のアプリを使って連絡を取り合う仕組みなので、お困りごとがあれば気軽に連絡いただければすぐに対応します」（山崎オーナー）

趣のある京町家で坪庭を眺めながら、安心した暮らしをしてみませんか？  「ウチコミ！」なら入居前から直接大家さんとやりとりできるので、ぜひこちらの物件にお問い合わせしてみてください！

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