「聞きコミ!大家さん」ーーお水・お茶のプレゼント付き賃貸アパート
「聞きコミ!大家さん」
2017/11/21
2017年11月21日取材 1/1ページ
今回、ウチコミ!宣伝部みさきが訪れたのは千葉市稲毛区稲毛。 東京駅から総武線で8駅の場所にある「稲毛」。東京都心までは約40分で行けます。 都会に程よい時間でアクセスでき、稲毛海岸も近いこの地域。昔から「千葉の保養地」として多くの文人墨客に愛された土地なんです。
仕事にプライベートに日々を多忙に過ごしている、ウチコミ!宣伝部のみさき。たまには保養地の稲毛でリフレッシュしてもらいましょう♪
ということで今回一緒にお散歩するのは、堀内オーナーです。 出身地の九州で、OLとして5年間バリバリ働いてた堀内オーナーですが、突然仕事を退職したと思ったらイタリアンレストランを未経験で開業するなど、好奇心旺盛&超アクティブな女性なんです。 結婚を機に、関東に引越しをされた堀内オーナー。仲良しご夫婦で一緒に賃貸経営を営んでいます!
広めの1K、ペット飼育可能。しかも大家さんから、お水またはお茶の差し入れが届いちゃう!!
堀内オーナーが所有している物件「メゾン・ド・テラ」は、京成稲毛駅から徒歩4分の距離にあります。総武本線稲毛駅からは徒歩8分。2線とも使える便利な立地です。 「メゾン・ド・テラ」の1階の角部屋は、ワインレッドのアクセントクロスが目を引くお部屋です。
みさき角部屋だから、大きな窓が二つ。日が差し込んで気持ちがいい~。それに10.4畳は広いですね。広々としたこの空間で日々の疲れを癒せそうです。これでペットが飼えたら、さらに癒されますね。さすがにこのお洒落な部屋でペットは飼えないか…。
堀内オーナーいえいえ! ペットを飼ってもOKですよ。私も家で芝犬を飼っていて、ペット好きの方の気持ちはよくわかるんです。なので喜んでもらえればと思ってペット飼育可能にしてます!
みさきそれは嬉しいです~! お風呂とトイレが別だし、しかも独立洗面台もあるし。その上ペットも飼っていいなんて贅沢すぎませんか?
堀内オーナー喜ぶのは早いですよ♪ 半年毎にお水またはお茶(2L×6本)を入居者さんへプレゼントします!
みさきお水までプレゼントしてもらえるなんて! なぜ入居者さんのためにここまでのサービスをしているんですか?
堀内オーナーそうですね。例えばレストランでご飯を食べて支払うお金は、「ご飯代」だけではなく「お店の雰囲気や、店員の接客」に対するお金も幾分か含まれていると思うんです。料理人としての実務経験値は少なくても、真摯な対応や接客も含めてお店の信頼に繋がる。賃貸も一緒だと思っています。
みさきなるほど。だから堀内オーナーは自主管理にこだわられているんですね。
堀内オーナーそうなんです。管理を任せてしまうと、入居者さんのことが他人事になってしまう気がするんです。でも入居者さんのことは大家にとって他人事じゃないんですよね。入居者さんの住環境や生活は、大家にとっても守らないといけない大切なものだと思います。ですから部屋を貸すというだけではなく、入居者さんに喜んでもらえるようなサービスをしたいと思ったんです。今までの人生、たくさんの人に助けてもらったんです。ですから今度は、賃貸業を通して社会の人たちに恩返しをしたいと思っています。
みさき入居者さんも、堀内オーナーの想いは伝わっていると思います。私から見て入居者目線の工夫が施されているなあと感じました。照明器具とスタンドライトはそのまま使ってOKなんですよね!? いいなあ〜。あとガスコンロの下に設置できるキッチンテーブルはちょっと調理器具を置きたいときに便利ですよね。
時間を忘れる、癒しの縁側「千葉市ゆかりの家」
次に向かったのは、物件から徒歩8分の場所にある「千葉市ゆかりの家」です。 中国清朝のラストエンペラー愛新覚羅溥儀の実弟である溥傑夫妻が、ここで新婚生活を送りました。
みさき素敵な和風建築ですね。確かに広いけれど、質素で閑静な雰囲気。皇族はもっと派手なお家に住むんだろうなと思っていたので、ちょっと意外です。
堀内オーナー溥傑夫妻は、政略結婚だったけど、とても仲が良い夫婦だったと聞きます。そういう感性もぴったりだったのかもしれませんね。
みさき縁側に腰掛けて庭を眺めていると穏やかな気持ちになります。溥傑夫婦はこんな素敵なお家に住んでいたなんて、羨ましい~!
堀内オーナーでも溥傑夫妻がこの家で穏やかな生活を営むことができたのは、たった半年なんですよ。このあと夫婦は、離れ離れになってしまいます。そんな過酷な人生が待ち受けているとは、新婚の頃の二人は夢にも思ってなかったでしょうね…。
みさきそんな…! 溥傑夫妻に何があったんですか…?
堀内オーナーここでの新婚生活から半年後、夫婦は満州へ渡り生活を始めたんです。しかしソ連軍が満州国に侵攻し、溥傑と妻はやむなく別々に逃げました。そして日本で再開する約束をしていたんです。でも溥傑は、ソ連の捕虜になってしまったんです。それから16年もの間、二人は離れ離れになってしまいました。
みさきとてつもない悲劇ですね…。
堀内オーナーでもそれ以上に夫婦の絆は強かったんです。離れ離れになっている間、手紙をやりとりしてお互いを支え合ったそうですよ。16年の歳月を経て再会した後、失った時間を取り戻すように家族仲良く生活したんです。最愛の妻が亡くなった後、溥傑は「千葉市ゆかりの家」を訪れて書画を残しました。
「短いあいだではあったが新婚当時は夢のようだった。昔のままの家と庭を見ていると恋しい情が次々と湧いてくる。愛しい妻の姿と笑顔を今どこに」というものです。
みさき絆の深い夫婦だったんですね…そんな関係、憧れます。二人の想いが溢れている家にいると、時間を忘れてしまいます。
堀内オーナー「永遠に一緒にいたい」という夫婦の想いを察した「千葉市ゆかりの家」が、時間の流れを緩やかにしているのかもしれませんね。
みさき疲れた時やちょっと考え事をしたい時、ふらっとここに来るのもいいかもしれません。
神楽が有名な浅間(せんげん)神社でお参り!
「千葉市ゆかりの家」でのんびり癒された後に向かったのは、浅間(せんげん)神社。富士山を信仰の対象としている浅間神社。「安産」「子育て」「開運厄除」「家内安全」「商売繁盛」にご利益があるそうです!
堀内オーナー浅間神社では境内の神楽殿で「浅間神社の神楽」が演じられるんです。無形民族文化財にも指定されていて有名なんです!
みさきどんなことをするんですか?
堀内オーナー巫女の舞をしたり、日本神話を題材とした舞を踊るんですよ~。
みさき稲毛に住むなら、見なきゃソンですね!
手作り野菜が美味しい!アットホームな地元密着型・古民家カフェ「おいで」
お散歩をしたら、小腹が減った二人。住宅街を歩いていると…ちょうどいいところにカフェを見つけましたよ! こちらは、古民家カフェ「おいで」一軒家の一階部分がカフェになっているんです。
みさき「ゆかりの家」に劣らない和風建築。とっても素敵ですね~。
堀内オーナー一日5食限定のランチメニューを予約すると食べることができるんですよ!
みさき野菜がたっぷり!ピリ辛な味付けでとっても美味しいですね!
堀内オーナー庭で育てた手作りの野菜を、巧みに使ったヘルシーなお料理なんですって。
みさき嬉しいです!せっかくお散歩したのに、食べ過ぎたら元も子もないので(笑)このぐらいの量なら、小腹を満たすのにちょうどいいですよね。 最後は「おいで」の目玉、サイフォンコーヒーをいただきました!
みさきなんか理科の実験のような器具が出てきましたよ!
堀内オーナー下から火で温めると、フラスコの中のお湯が湧き上がるんですよ~。
みさきコーヒーの粉とお湯を混ぜるんですね!
堀内オーナー苦味が薄いのが好きな人は、あまり混ぜない。混ぜていくと苦味が増してくんですって!
みさき一気にコーヒーが下がってきましたよ!
堀内オーナーこのフラスコからコーヒーを注いでくださいね。
みさきサイフォンコーヒーがこんなにエンターテイメントだったなんて、知りませんでした…。
堀内オーナー面白いですよね…そして、香りがいい~。
みさき味も、普通のコーヒーより甘みがあるみたい。飲みやすくて美味しいです。
体も温まって、なんだか気持ちも朗らかになりました。 歴史上の有名人もこよなく愛した稲毛。この土地の魅力にどっぷりハマりそうです。 あなたも千葉のリゾート稲毛で、新生活を始めませんか?
オーナープロフィール:堀内オーナー
九州出身の女性オーナー。落語を聞きに寄席に行ったり、相撲を見たりするのが大好き!趣味が粋な大家さんなんです。柴犬を飼っています。
この記事を書いた人
「聞きコミ!大家さん」 担当編集
「聞きコミ!大家さん」では、賃貸物件を所有する大家さんが直接入居希望者を募ることができるウチコミ!をどのように活用しているのか、建物へのこだわり、ちょっとしたアイデアで空室が解消された事例などを紹介していきます。それぞれの工夫や取り組みが、賃貸経営に悩めるオーナーに対して少しでも参考になればと思います。