屋根塗装リフォームと業者の選び方

■屋根塗装リフォームのタイミング

 

屋根塗装リフォームは、屋根材を貼り替えず、塗料を重ね塗りして屋根をリフレッシュすることを言います。外壁リフォーム同様、屋根塗装リフォームもDIYは難しいので、基本的にプロに頼むことになると思います。

 

実は屋根は家屋の中でも最も傷みやすい箇所です。雨風だけでなく、毎日の太陽光線、地方によっては積雪の影響も受けるわけですから、屋根の受ける負担には想像を絶するものがあります。

 

屋根塗装リフォームのタイミングを見極めるのは、外壁塗装リフォームより難しいかもしれません。基本的に屋根に触れることは少ないですし、屋根をまじまじと見る機会は少ないからです。

 

屋根塗装リフォームのタイミングとしては、スレート屋根や金属屋根などに塗られた塗料に色褪せが見られた時が挙げられます。屋根の塗料には防水、遮熱などの機能が付加されている場合もあり、色が褪せたということは耐久性が落ちている証拠だと見なすことができるからです。

 

このタイミングであれば、塗り替えだけでリフォームを済ませることができます。瓦屋根の場合は元々耐久性が高いので塗り替えの必要があまりなく、むしろ下地のメンテナンスが求められます。

 

ただし、屋根も10年以上経つと、様々な障害が現れます。雑草やコケが生える、屋根材が割れたりずれたりする、欠落する。劣化が進んだ屋根は、塗り替えではなく葺き替えの対象となります。

 

■業者の選び方

 

屋根塗装用の塗料には実に様々な種類があります。耐久性に優れたもの、遮熱性能に優れたもの、両方の特性を兼ね備えたものなど多彩ですから、屋根塗装リフォームの際は塗料を選ぶ楽しみもあるでしょう。

 

外壁塗装リフォーム同様、屋根塗装リフォームの際も信頼できる業者に頼みたいものです。業者選びのポイントは、外壁塗装リフォームの場合と変わりません。まずはきちんと屋根の状態を診断してくれる業者を選びましょう。屋根の状態をよく見てくれる業者であれば、見積もりもしっかりしたものを作ってくれるはずです。

 

そして、工事の工程から進捗、完了まで、工事に関わるすべてをきちんと報告してくれる業者を選びましょう。塗装には下地処理、下塗り、中塗り、上塗りなどの工程があります。きちんと何にどれだけのコストがかかるのか明示してもらいましょう。

 

また、塗料の性能を引き出せるかは職人の腕にかかっています。腕の確かな職人のいる業者であれば、なおいいですね。

 

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