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「お買い得な不動産」を探している方へ

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不動産はどなたにとっても、人生を左右する様な高額な商品です。当然、良い物件を少しでも安く購入したい気持ちが大きくなります。では、消費者は「お買い得な物件」を購入できるのか?

 

~正直な話、現状ではほとんど不可能と言えます。

 

なぜ、無理なのか?

 

①不動産業界内の情報は、不動産の免許(宅地建物取引業)が無いとまず、取得できません。つまり、不動産業者の独占市場になっています。

 

②次に不動産の商品(物件)の取り扱われる市場は、定価の市場ではなく、相場取引の市場という事。

 

~まず、①・②の事から分かる事は、不動産の商売が誰にでも出来るものではなく、特に一般の消費者は、商売レベルでは参加出来ない。

 

→すると、おのずと消費者の情報自体が制限されたものになる。
→制限する事で、不動産業者の利益やメリットは増える。
→独占市場なので、情報操作も簡単に出来る。
となる事と…。不動産の価格が相場の取引になる、と言う事は~

 

相場…。これは、人間がどれだけ強く係ったとしても操作できる物ではありません。世の中の景気動向に大きく影響を受ける「株」と同じ様な性質を持っているという事です。つまり、不動産業者としては価格面で余計に厳しく見て担保も考えます。

 

~高く仕入れて→売れない→会社倒産では…。

 

昨日のブログを見て頂くと分かる通り、不動産業者と言えどもかなり安く購入(仕入)をしないと、商売として成り立ちません。更に、不動産の商品(物件)は工場で生産できるものでは無く、ある意味偶発的に発生する売却したい消費者の不動産が、殆どの場合の仕入れになるという側面もある事。(仕入に関しても計画通りには難しい側面がある)

 

すると、土地やマンションなどを安く購入できるチャンスを掴んだ業者がその機会を棒に振ってまで、消費者の利益のみを追求する行動をとるのか?

 

~答えは、ありえない!となりますね。では、そもそも安いお得な物件って存在しないの?

 

~ないわけではありませんが、業者間の取引の場にしか出てこないのが実情です。今までのお話しから想像できると思いますが…。その業者間の取引には次のメリットがあります。

 

・広告費などの余分な経費が掛らない(直接連絡で話が進む)
・両手取引になるケースが多い(収入が多くなる)
・会社間の取引の為、条件さえ合えば交渉時間も殆どない。
・一度取引があった業者とは、その後の取引などがスムーズになる。
・業者に物件を斡旋すると、再び販売物件として市場に供給される。

 

早い!簡単!儲かる!と「吉野家」ではありませんが、3拍子揃った取引に
なります。すると、皆さんもお分かりの通り市場に出回らなくなる訳です。

 

皆さんも、不動産業者の立場になって考えて見て下さい。

 

・安くて良い物件を見つけたとします。
→広告費や人件費などをかけて、利益を削って商売しますか?
・建売住宅を販売する業者や、リノベーションをして販売する業者はいつでも販売物件を市場に供給する為に、「仕入出来る物件」を探しています。
→値段や条件が合えば、電話1本で即決してくれます。

 

如何でしょうか? 単純ですが、おわかり頂けたのではないでしょうか。今の不動産業界の構図の中では、業者が買う様な優良物件はほとんど一般の消費者の目に触れる事はないのです。しかし、お得な物件が全くないわけではありません。

 

~それは、殆どが中古物件になります。何故なのかは、その2につづきます!次回は、注意点もお話しします!

 

今では自分で物件を売りに出せるウチコミ!売買REVOというサイトなどもあります。
有効に使って不動産物件の売却、購入をしてみてはいかがでしょうか?

baibai

 

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この記事を書いた人

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