入居希望者が注意する賃貸契約のポイント
ウチコミ!タイムズ編集部
2015/01/21
■賃貸契約の注意事項(入居希望者編)
賃貸住宅を探して、気に入った物件を見つけると「いよいよ賃貸契約」になりますね。探すことに労力を使い、契約の段に安心してしまう方も多いかと思いますが「賃貸契約」には重要な事が沢山あります。
賃貸住宅のトラブルで多いのは「退去の際の精算等」についてです。この時の「精算内容」つまり、敷金の返還についての事や原状回復費用の借主さんの負担などは、賃貸契約の時に説明されます。また、解約時の申出の時期や更新料についても説明されます。
借主さんが「上の空」で聞いていたとしても、契約書に「署名捺印」をすれば、全て納得の上で「契約」したとみなされてしまいます。
勿論、契約書に書かれている内容が「法律等に反する内容」の場合は、その部分の効力は無効になりますが、個人間の賃貸住宅の契約の場合「法律上でも契約自由の原則」がありますので、法律に反しない事柄は「当事者間の合意」が全てなのです。
という事は「借主さんが聞いていようが聞いていまいが」一通りの説明を受けて「署名捺印」してしまえば「契約内容」に貸主さんも借主さんも合意した事にしかなりません。
賃貸契約と言えども、重要事項の説明や契約書の説明、火災保険等々の説明と・・・。慣れない難しい話が累々と続きますので、面倒に思う方も多いでしょう。
そこで、注意事項を絞って解説いたしますので、借主さんの必要な事を確認する事をお勧めします。
題名にも、借主さん編とありますが、大家さんが確認して頂いても役に立つと思います。
貸主も借主も気持ちよく良い関係を続けたいものです。
部屋を貸したい人、部屋を借りたい人が集まり、コミュニケーションをしているサイトがあります。ウチコミ!と言います。借主さんも貸主さんも一度覗いてみてはいかがでしょうか?
この記事を書いた人
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